ベッドの下になにかいる!
しかも俺に話しかけてきた!?
・・これはきっと悪い夢だな。目が覚めたらいつものように仕事行ってたまにチューハイ飲んでぐっすり寝るんだな。
平和な日常がただただ懐かしい。

驚いてベッドから離れてしまったけど、もう一度確認しなきゃいけないよな?
・・戦わなきゃだめ?
戦うにしろ話し合うにしろ、なにがいたんだろう・・暗くて全然わからなかったけど、人・・なのか?

?「オレの酒飲んだろう?飲んだろう?」
ベッドの下にいた”そいつ”は、はいでるようにベッドから半身?だけ出てきた。
それは人ではなさそうだった。
真っ黒な姿、頭と目と手と体が認識できたけど、トカゲというかヘビというか・・爬虫類っぽい。

?「せっかく買ったのに、買ったのに。」
俺さ、小売の仕事ってしたことないけど・・こんなのが買いに来たら消火器ぶっぱなす自信ある。
気持ち悪いとしかいいようがない。出来ればかわいい10歳くらいの吸血鬼がよかった。責任者出てこい。

?「弁償しろ、弁償しろ。」
直「俺が飲んだわけじゃないし。」
?「お前からもにおいする、においする。」
直「あ、味見した時のか。」
というか羽音さんもカメラマンさんもこいつに気付けよ!
羽音さん泣いてる場合じゃないって。カメラマンさんこいつのお酒なに飲んでるのさ。

?「弁償だ、弁償だ、弁償だ。」
直「あー飲んだ分だけなら。いくらだ?」
そういえば俺財布持ってたっけ?
さすがにいくらかは持ってるよな。

?「お前の身体をいただく。」
そう言って部屋を飛び出していった。
へ?身体って・・やばい幽体離脱してるから台所にある身体は無防備だ!
俺も自分の身体へ急いだ。

・・
・・・・

遅かった。台所にあった俺の身体は目を開け立っていた。

?「ふふふ、若くていい身体じゃないか。お、大きさも中々。」
直「ちょっ、パンツの中を覗いてなに言ってんの!?」
?「男の身体なのが不満だが、まあ贅沢は言ってられないな。」
こいつは女になりたかったのか。
変態だーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

?「じゃあな。お前はその辺ふよふよ浮いててくれ。」
直「待て!俺の身体をどうするつもりだ!?」
?「祝ってくれよ。オレの第二の人生を門出をな。」
んーとつまり、俺の身体で俺として生きるってこと?
冗談じゃない、身体が動いていても俺がそこにいなきゃ意味ないというか別人じゃん。
俺の身体に入った正体不明の何者かは、笑いながら台所を出ていった。

まずいまずいまずいまずい!
今までも瑠や他の幽体離脱者みたいな謎の力を持った人に会ってきたけど、悪意を持って接して来られたのは初めてだ。
しかも俺には対抗手段がない。
このままじゃ俺はただの覗き好きな浮遊霊みたいになってしまう。
でも・・どうすればいいんだ?

・・
・・・・

みんなのいる部屋が騒がしかったので覗いてみると、俺が監督に○動拳をくらわせていた。
すげえ、人間の手から青い炎の塊みたいのが飛んでったよ。

?「今回は手加減してやったが、次オレに逆らったら殺すぞ。」
監督「ぐ・・なにが起きたんだ?」
だから○動拳をくらったんだよ。意外と○動拳ってスピード速いのも驚いた。

?「もう一度だけ言ってやる。腹減ったからなんか上手いもん持ってこい。」
監督「ふざけんな!んなもんあればオレが食ってる。こんな洋館に食いもんなんかあるもんか。」
?「・・ふっ。」
俺の身体が鼻で笑った。
そして・・巨大な○動拳を監督にくらわした。
ドンッ。
監督は壁に激突して座り込んでしまった。首が垂れ苦しそうだ。
いいぞーもっとやれー。むしろやり足りないくらいじゃないか?

カメラマン「羽音ちゃんなにか食べ物もってないのかよ?」
羽音「びくっ・・え、えっと、チョコレートなら・・。」
カメラマン「それ寄こせ!」
恐る恐る羽音さんが出したチョコレートをカメラマンがひったくった。

カメラマン「ははー、AD様こちら南蛮渡来のチョコレートでございます。」
?「なんだ○永のじゃん。別に嫌いじゃないけどオレ○治のが好きなんだよね。」
そう言いながらおいしそうに食べる。
顔が笑ってるけどチョコレート好き?

?「そこの女。地下室にぽてちあるから取って来て。」
羽音「え・・あの、ADくんどうしちゃったの?なんだかおかしいよ。」
?「おかしいのはお前の顔だろ。なにその男に媚びたような顔は。あんたみたいのがいるから女がバカにされるんだよ。」
羽音「私そんなつもりじゃ・・どうしちゃったの直くん。いつもあんなにも優しかったのに。」
?「直くん〜?お前この男とどういう関係なの?まさか好きだとか言わないよな?」
羽音「・・・・私たち・・付き合ってるんだよ!」
監督「なっ!?」
カメラマン「うぇ?」
?「ふん。」
驚いた。俺ってリポーターさんとそういう関係だったなんて。
え、じゃあ俺は恋人が他の男と一緒の部屋で寝るのを放っておいたの?
しかもカメラマンさんに襲われて犯されてたし・・。

?「ははは、さっきまでこの身体にいた男は死んだよ。オレは別人さ。」
羽音「・・じょ、冗談だよね直くん。」
?「直って男は幽霊になってすぐそこにいるよ。まあお前らには見えないし声も聞こえないだろうけどな。」
羽音「い、いつもと違うところにいるからちょっと疲れちゃったんだね。夜も遅いし今日はもう寝た方がいいんじゃない?」
?「ぽてち持ってこいって言っただろ。んったく・・おいそこのチョコ男。」
カメラマン「わたくしめにございますか?」
?「その女を犯せ。」
羽音「!?」
カメラマン「えへへAD様がそうおっしゃるならしなきゃいけませんよねー。」
カメラマンは一瞬で上着を脱ぎ脂肪を披露した。

?「うわキモっ。死ねよブタ。」
カメラマン「ごめんなさーい。さー羽音ちゃんAD様の命令だからエッチしようね。」
羽音「いや、いや、直くんお願いいつもの直くんに戻って!」
?「だからその直ってのは死んだって言っただろ。おいさっさと犯れよ。」
カメラマン「あいあいさー。」
カメラマンは羽音さんを押し倒し、服を破き始めた。

羽音「やめてっ。もうこれ以上替えの服が無いの!」
カメラマン「これは命令だからさ、仕方ないんだよ。恨むならADを恨んでね。」
羽音「いや、いや、いやぁ!ひどいことしないで・・。」
カメラマン「命令なの、め・い・れ・い。ん〜命令だから仕方なくおっぱい吸ってるんだよ。」
羽音「いやっ、気持ち悪いっ。変態っ、こんなことしたら警察に捕まるんだから。」
カメラマン「あのADが悪いんだよ。オレは命令されただけ。じゃなきゃ監督みたいになっちゃうもん。」
カメラマン「羽音ちゃんも従った方がいいよ。まずはさ、オレとセックスして考えよ。」
全部びりびりに破き、裸にした羽音さんの足を開かせながら優しく囁いた。

羽音「・・」
もう抵抗する気が無いのか、なにも言わず抵抗するのもやめてしまったようだ。
カメラマンの一物が羽音さんの中へ入っていく・・。

カメラマン「ん〜ふっふふふ。こうしているとオレたち恋人同士だね。」
羽音「・・早く、終わらせて。」
抵抗せず棒読みで喋る羽音さん。
ズンっ、ズンっ、ズンっ、ズンっ。

カメラマン「こんないいマンコだもん。そうもたないよ。オレが羽音ちゃん孕ませたら結婚しようね。」
羽音「い、いや。中には出さないで。」
カメラマン「だったらお願いしてよ。中に出さないでくださいご主人様って。」
羽音「うぅ・・な、中に出さないでくださいご主人様・・」
ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ・・。
waonn

羽音「え!?」
カメラマン「遅かったねー。もう出ちゃった。」
羽音「うそっ、うそぉっ。」
カメラマン「ポンプみたいに精子出てきちゃった。赤ちゃんの子供なんて名前にする?」
羽音「いや、いや、いやぁ。」

・・
・・・・

カメラマン「AD様、ご覧のように無事使命を果たしました。」
?「キモい死ね。」
俺の身体はカメラマンさんを○動拳で吹き飛ばした。
こいつ無茶苦茶だな。八方美人と全方位攻撃、どっちがましだろうか?

?「オレはさ、ここの主にさらわれて犯され殺された女の一人なんだよね。だから男はみんな死んで欲しいし男に媚びる女も死ねばいいのに。」
ん?女の人なの?

直「じゃあここの主が吸血鬼かどうかも知ってるんだ?」
?「吸血鬼?いや違う違う。そいつはただの人間だよ。女の子さらって性欲を満たしたかっただけ。まあエッチする時に首絞めるやつだったからみんなそれで死んじゃったけど。」
直「絞殺!?え、だって血を抜かれてたって・・。」
?「殺した後で抜いたんよ。なんか変なのがいてね・・」
羽音「直くんだれと話してるの?」
?「ああ、あんたには聞こえないんだっけ。あんたの死んだ彼氏と話してたの。」
羽音「え!?」
?「オレが身体とっちゃったから。幽霊になってオレの周りうろうろしてんのさ。」
羽音「直くんの幽霊!?あ、いやぁこんな姿見ないでっ。」
そう言われても・・どうすることもできない・・。

?「見ないでってさ。お前嫌われたねえ。」
直「恥ずかしいからだろ。いいから身体返せ。」
?「ふふん、い・や。」
素直に返してくれるとは思ってないけどさ。
抗議はきちんとしておかないと。

??「身体を取り戻したいか?」
ん・・だれかが話しかけてきたような・・?
でも監督とカメラマンは壁にもたれかかったまま気絶してるし、羽音さんの声でも俺の身体の声でもない。
空耳か?

??「身体を取り戻す力が欲しいなら地下へ来るがよい。」
地下?ぽてちが置いてあるところか。
なんか罠っぽいなぁ。都合がよすぎないか?
第一この状況を見ているってことだろ。普通の人間の所業じゃないよな。
うーんどうしよう?

?「あー久しぶりに動いたら疲れた。お前肩を揉め。」
羽音「私?」
?「早くしろ。彼氏にするように愛を込めろよ。くくく。」
なんかむかつく奴だな。
ええいこのままなにもできないんじゃとりあえず地下へ行くしかないじゃん。
俺は地下へ向かった。

・・
・・・・

地下は薄暗かったが壁や天井に生えてる苔が発光していた。
天然の明かりとは驚きだ。
ヒカリゴケってやつか?でもあれは洞窟に生息するんじゃなかったっけ?

謎だらけな館だなと思いながら進んでいく。
途中、白骨があった。
なんとなくだけど、これはこの館の主の白骨じゃないかと思った。

先に進むと横に宝箱が置いてあった。
これは・・絵に描いたような宝箱が置いてあったら開けたくなるよね?
近くで見ると結構ごついな宝箱って。
でかいし鉄で作られているのか”どうやって運んだんだ?”ってくらい重そう。
実際動かそうとしたけどびくともしない。

開くかな?
フタを開けようとしたら、驚くほど簡単に持ちあがる。
そのまま好奇心からフタを開けてみる。
箱の中には・・俺がいた。
ん、俺って幽体なのにどうしてフタに触れてるんだ?

??「力を貸してやるよ。お前の魂を乗っ取ってな!」
宝箱にいた俺が飛びかかってきて、俺の中に入ってきた。
気持ち悪い。飲み過ぎて悪酔いしてるような、吐いたら楽になりそうだけど出てこないような感じ。
なにが、どうなってるんだ?

??「ずっと見てきたがもうお前には任せておけない。ふがいないお前に代わってこれからはオレが支配してやるよ。」
ずっと見てきた?俺に代わって支配する?
なんなんだ?まさか俺・・身体だけじゃなく心まで乗っ取られ・・。

??「過去に行ったり未来へ行ったりもう疲れたろ?これからはオレに任せればそれで全部上手くいく。さあ目を閉じてゆっくり休め。」
確かに疲れたよ。
過去へ行っても未来へ行っても俺は振り回されてばっかりだったし。
俺がなにかやろうとしてきちんと上手くいった試しがない。
空ぶったり、利用されたり、なんだか中途半端だったり・・。
就職しても微妙な会社だったし社内での評価も普通だったし長いこと童貞だったり・・。
それが全部上手くいく?

??「オレが全部上手くやってやるよ。だからもうお休み。」
そっか、それならもう任せちゃってもいいよね。
そしたらもっと幸せに・・なれるのかな。
力を抜き、オレの中に入ってきたなにかに身を任せることにした。

?「やめろ!悪魔に魂を支配されるぞ!」
叫び声に驚き後ろを振り向くと、俺がいた。
いやあれは俺の身体・・さっき台所で俺の身体を奪った女の人だ。

?「そいつはお前の魂を使って悪事の限りを尽くすつもりだぞ!女たちから抜かれた血もそいつに捧げられていたんだからな!」
直「え?でも任せてしまえば俺の人生上手くいくって・・」
?「絶対お前今までも騙されまくってきただろ!そんな上手い話があるわけねーだろうが!」
・・・・そういやそうだよな。
そうやって俺は流され続けてきたんだっけ。

??「気付いてももう遅い。その魂はオレがありがたくいただいてやる。お前は・・消えろ。」
消える?俺が?
ま、俺がいなくなったとして、だれも困らないよな。
だが・・悪いことに使うってのは看過できない!

直「悪いがお前なんかの自由にさせるわけにはいかなそうだな!」
??「もう遅い。人間の魂などこのまま一飲みにしてやる!」
心臓の鼓動が速くなってきているのがわかる。
だめだ、乗っ取られる・・。
そして俺は意識?を失った。

・・
・・・・

目が覚めると、外にいた。
背中に冷たさを感じる・・雪、か?
俺は仰向けで雪の中寝ていた。
上から降る雪が綺麗で、もう少しこうしていたいと思った。
雪国に住んでいる人でも、外で仰向けになり真上から降る雪を見るなんてあまりないだろうね。
だって普通傘をさすだろう?
綺麗だけど、目に雪が入りそうでちょっと怖かった。

起きるとここが公園だとわかった。
座るところが撤去されたブランコ、雪の積もった滑り台、元砂場。
風景は完全に住宅街だ。
ここは・・どこだろう?

携帯を捜すも持っているのは財布だけだった。
中に入っているのは現金のみ。身分証明書やポイントカードの類は一切なかった。
3万・・7千・・9円。持ち歩くには多いけど、全財産としたら少なすぎるな。
2万以上の金は電気屋とか携帯ショップ、あとは家賃の振り込みする時くらいしか持ち歩いたことないな。
女の子とデートでもしていればもう少し持ち歩いてたかもしれないけどさ。まあその辺は残念ながら・・。

さて、自宅でも捜すか。
まずはコンビニか本屋で地図を買おう。
近所なら(違うと思うが)立ち読みするということで。
少し歩くと車の通りの多い交差点に出た。
コンビニは見当たらなかったけど、お弁当屋さんと、マッチ売りの少女がいた・・ん?今なにかおかしくなかったか?

マッチ売りの少女「マッチはいりませんか?1つ10円です。お徳用マッチは1つ100円です。」
今の時代マッチなんか買う人いないだろう。
使い捨てライターやガスコンロの普及、あとストーブも昔と違ってマッチ無くてもつくしなぁ。
タバコも花火もライターがあれば済む時代だもんな。

お客「徳用1つください。」
マッチ売りの少女「はい100円になります。」
あれ、売れてる?
もしかしてすごい昔に来ているのか俺?
いや待て待て。戦後すぐの時代はマッチ1つ2〜3円とかそれくらいだろ?
戦後は長い間インフレが続き、給料もそうだけど物の値段がどんどん上がってた。
マッチが10円くらいの時代って、高度経済成長期の終わり頃じゃないか?俺生まれてすらいないやん。

うーん・・過去に来た場合、俺自身の年齢も若返っていた気がするけど、今の俺は20過ぎって感じだよな。
”30の社会人→学生→20過ぎの教祖→現在”って感じで推移しているけど、今は何年なんだ?

マッチ売りの少女「あの、マッチをご利用でしょうか?」
俺が見ていたからだろう、マッチを打っていた女の子がいつの間にか俺のところまで来ていた。

直「あーいやそういうわけじゃないんだけどね。」
マッチ売りの少女「・・マッチ全部売れないとお母様に叱られてしまうんです。1つでもいいですからマッチ買って下さいませんか?」
情で物を買うのはあまりいいことじゃないとは思うんだけどな。
無駄な物を買っても資源の無駄というか、マッチ作るのだって多少なりとも自然を壊さなきゃいけないんだし。
でも・・

直「えっとこのお札って使える?」
ついつい買ってしまうんだよな。俺ってだめなやつ。
で、買おうとしたんだけど、小銭は9円しかなかったし、1000円見てみたら夏目さんじゃありませんか。
俺が生まれたかそのちょっと後くらい?に1000円札が夏目漱石、5000円札が新渡戸稲造、10000円札が福沢諭吉になったんだよな。
ちなみに2004年に1000円札が野口英世、5000円札が樋口一葉になった。

マッチ売りの少女「え!1000円分も買ってくださるんですか?」
直「あ、いやそういうつもりじゃなくて・・」
マッチ売りの少女「はいっ、お徳用5箱に通常50箱です。お買い上げありがとうございました!」
あ、あれ?俺の1000円が大量のマッチになったよ。

マッチ売りの少女「こんなにも買っていただけて嬉しいですっ。」
くそぉ、くそぉ、女の子の笑顔見ると”まあいっか1000円くらい”とか思ってしまう。
俺ってやつは、俺ってやつは・・男って辛いね!
いや俺がだめなだけで、男全員がこういうのに弱いわけじゃないから!多分!

大量のマッチを持って歩くことに。
別に重くはないけどさ、ビニール袋が欲しかった。
落とさず持つのはかなーり大変。

警察官「もしもしちょっといいかね?」
制服着たお巡りさんが話しかけてきた。

コマンド?
>たたかう
>こうげき
>マッチで制服に火をつける
>ウルトラローリングクラッシュハリケーンボンバーミラクルショックフライングアタック
>ヒント

いや暴力はだめでしょ。
”>マッチで制服に火をつける”これは間違いなく捕まる。
でもどれもあれだよな・・ヒントがあるならそれを見てみるか。

ヒント:マッチを持ってる今だけ進める特別なルートがあるぞ!

逮捕される!刑務所ルートか?
なんだよこの選択肢!責任者を出せ!

警察官「いや疑うわけじゃないんだが、その大量のマッチはなにに使うんだい?」
”いや疑うわけじゃないんだが”このセリフは疑っている相手にしか言いません。
他にも類似の言葉として”責めるつもりはないんだが”とか”他意はないんだが”などもあります。

コマンド?
>お前を燃やすために使うのさ!
>ちょっとうるさい隣人をね、ちょちょいとあれするんだよ
>ケツに刺す
>これはマッチではありません
>ヒント

どれもおかしくないか?
役に立たなさそうだけどじゃあ”ヒント”で。

ヒント:ここでマッチを特別な用途で使うことで、特定のルートへ進めます(お・し・り)

ケツに刺せと言いたいのはなんとなくわかった。
俺をどうしたいんだよ。

警察官「黙ってないでなんとか言ったらどうだ?」

コマンド?
>なんとか
>かんとか

2択?どっちも同じルートに行きそうだ!

直「あの、10円分だけ買うつもりだったんですが、1000円渡したら1000円分渡されました。」
って普通に喋れるじゃん。なんだったんださっきの選択肢たちは!?

警察官「本当にそれだけかね?その、変な使い方しようとか考えてないのか?」
直「どんな使い方をしてもこんなにもいらないでしょう?お巡りさんが考える”変な使い方”ってマッチ何本必要なんですか?」
警察官「ふーむ・・1本あれば足りるか。」
直「でしょう?むしろこれだけ持ってるとかさばって邪魔になりますよ。」
警察官「はははこれは失礼した。いや最近おかしな事件が多くてね。パトロールを強化しているところだったんだよ。」
直「おかしな事件?」
警察官「もっと新聞を見た方がいいぞ。バカだと思われるてしまうぞ。」
ニュースならネットでも見れますから。
つーかテ○東に525円払って経済番組見てたりするくらいだぞ俺は。
まあ役に立ったかと聞かれればあははははと答えるけど。
意味不明な専門用語よりも、今日どの株が上がってどの株が下がるのかだけ教えてほしいよ。

警察官「女性の行方不明事件が多発しているんだ。それも若い女性の。」
直「いつ頃からですか?」
警察官「1年くらい前からだ。可能性レベルだが26人の女性が行方不明になっている。」
直「可能性?」
警察官「単に家出しただけの子もいるかもしれないだろう?学生もいるからな。」
女性の行方不明事件ねぇ。物騒な時代に来てしまったもんだ。
ってまあいつの時代も起こってた事件だけどさ。

直「なるほど。だとすればマッチ持ってる俺はまったく関係ないと思いますが。」
警察官「どちらにしろ、声かけはいつもしていることだから。まあ気にしないでくれはっはっはっ。」
こいつを燃やしたらさぞ気分いいだろうなぁ。

直「なら俺にマッチ大量に渡した女の子を取り締まってくださいよ。」
警察官「そういうのは消費者センターに行ってくれ。警察も暇じゃないんでな。」
こいつを燃やしたらさぞ気分いいだろうなぁ。

直「もういいです。というかいらないんでマッチ引き取ってくれませんか?その方が安心安全でしょう?」
警察官「ただなら引き取ってもいいぞ。」
直「はいはい、いいですよただで。」
マッチひと箱だけ残し、残りをお巡りさんに渡した。
こんなにも持っててもじゃまだからな。

警察官「では本官はこれにて失礼する。なにかあったらすぐ警察へ連絡してくれ。」
はいはい。
お巡りさんはマッチ箱を持って行ってしまった。
無駄な時間を過ごしたな。にしても誘拐か・・俺が犯人だったらどうしよう?
誘拐した記憶と誘拐した女の子にえっちなことした記憶がないまま逮捕されたらたまったもんじゃない。
いやある意味たまっているんだろうけど。

っん?あれは・・マッチ売ってた女の子だ。
急いで走ってどうしたんだろう?
だれかに追いかけられている?いやだれも追いかけていないな。
見るとマッチを入れていたかごを持っていない。
売り切れたから仕入元へ帰ってるのかだれかに取られたか。
追いかけているって感じでもないし、帰宅かな?

・・・・そうだ、一応苦情くらい入れておこう。
母親に叱られるからマッチ売ってるとか言ってたけど、親の顔くらい見てもバチは当たらないだろう。
俺は女の子の後を追った。
自宅へ帰るのは・・まあ後でいいか。いざとなったら適当に野宿しよう。
実は終電逃して駅で一人ぽつんと朝を待ったことが何度かあるからな。コンビニさえ近くにあれば野宿くらい楽勝よぉ。

・・
・・・・

マッチ売りの少女は住宅街の道でいきなり立ち止り、きょろきょろあたりを見回したあと塀を上っていった。
塀を上った?
いやそれは見事なものだった。
ロープのついた鉤爪みたいのを塀にひっかけ、塀を歩くように上っていったのだから。
・・なにがどうなっているんだこの世界は。
悪い予感しかしない。俺が巻き込まれるのも決まり切った出来事だと思えるくらいなにか異常だ。
さすがに塀を乗り越えるわけにはいかないよな。
つーか3メートルはあるぞこの弊。

一般的に塀って他の人が侵入しないように、また外から見られないようにするためにあるけど、侵入されたら中でなにが起きているかわかりにくくなるという弊害があるんだよな。
つまり、塀が高いと泥棒が入ってもわかりにくいということ。
家人が留守なら泥棒天国になってしまう。
家人や普通のお客なら玄関から入るだろうし、つまりあのマッチ売りの少女は・・泥棒?
まずいな、なんとかしないと。

とりあえず、玄関行ってチャイムを鳴らそう。
そうすればびびって逃げてくれるかもしれない。
玄関玄関、と。
塀が高けりゃ玄関もでかいな。
・・呼び鈴はない。
とりあえずノックしてみたけど返事は無かった。
まーノック程度じゃ気付かないかー。
警察へ電話。いやでも泥棒って決まったわけじゃないし。
うーん、中を覗くなんて難しそうだよな。
3メートルなんてジャンプしても届かないよな。
ほらっ・・・・あれ?

ジャンプしたら、塀の上にとどいてしまった。
???夢なのかここは?
夢でも現実でも、下りるのも怖い。
高いところから下りると衝撃があって、足だけじゃなく全身にダメージがあるんだよな。
まあさすがに漫画みたいな穴は開かないだろう。
思いきって飛び下りた。

ん、無事着地。全然衝撃が来なかった。
おかしい、○ンハンの方が高いところから落ちたとき衝撃があったなうん。
現実よりもゲームの方がリアルってなんていう逆転現象だよ。
ま、無事着地出来たのはいいけど、なんだこの家は。
庭が狭い割に無茶苦茶家がでかい。
8坪しかないのに3階建ての住宅を建てるのとはわけが違う。
1辺が16メートルはありそうだし、80坪くらいじゃないか?
80坪・・う、うらやましくなんかないんだからね!

こほん、んなでっかい家建ててどうすんだよ。
普通庭とか駐車スペースとか・・そうか、駐車場がないんだここ。
その分でっかく作れているのか。変な家だ・・。

うーん、勝手に入っちゃったけどまずいよな。
しかも目の前の窓が開いてるし。
ここからマッチ売りの少女が入ったのかな。まずいよな入っちゃ。
ん?
窓の中から手招きしてる。
入っていいってことなのか?
どう考えても怪しすぎるが、今さら気にしてもしょうがないから入ることにした。

・・
・・・・

中は洋館のような作りをしていた。
気になるのは、手招きしていた人がいないということ。
手しかない・・なんてことはないだろうし・・。
ん?
今度は曲がり角で手招きしている。
あ、怪しさがパワーアップしてる。なんで手しか見せないんだ?
罠かもしれない。いや罠だろう。
が、俺には通用しない。こっそり幽体離脱してだれが手招きしているか見てやれ。
でだ、元の身体に戻ってゆっくり歩きながらこう言うんだ”○○さん、そういう幼稚なことをしたって無駄ですよ”ってな。
”○○さん”には女の人ならお姉さんとかお嬢さんとか。男の人ならお兄さんとかボクとか言うつもり。

幽体離脱して曲がり角へ・・・・・・あれーおかしいなー。手しかないんだけど・・手の先が無い!?
や、やばい、人間が相手じゃないの!?
こんなのについて行ったら辿り着くのはあの世だよ!
元の身体へ戻り・・さあ帰ろう!!やっぱりコンビニか本屋捜して地図買おう!お家が一番だね!
ピシャ。

引き返そうとしたら、入ってきた窓が閉まった。
もしかしてさ、俺もう逃げられない?

俺の武器:幽体離脱
家人の武器:不明

ふぅ・・短い人生だったな。
敗北しかないじゃん。
そういや吸血鬼?の館でも身体乗っ取られたり魂乗っ取られたりしたっけ。
・・で、あれどうなったんだ?
幽体離脱したってことは、俺の身体はここにあるし、魂乗っ取られた感じもしない。
あれ、つまり俺無敵?
なにがあっても生き残れる最強のタイムマシンなのかも。

恐れるものはなにもなかった。
さあ自信を持ち前へ進もうか。俺の行く手を阻むもの無し!
俺が進むたび”手”は離れたところで再び手招きをする。
どこへ案内するか知らないが、無敵に勝てるやつなんかいない。

・・・・

進んだ先、ドアを開けて長い廊下へ差し掛かった際、いきなり手だけこっちにやってきた!いや元々手だけだったけどさ。
逆方向を指差し、”戻れ”と言ってるようだった。
道を間違えたか?戻ろうとドアを開けようとしたら・・開かなかった。

直「ちょ、開かないんだけどこのドア。」
ごごごごごご・・。
何事かと思い振り返ると、壁が迫ってきた!?

直「おいおい、なんだよこれ!?」
いつの間にか両手が現れ、手を合わせた。

直「・・いただきます?」
手は片手をふるふると横にふった。

直「・・ごめんなさい?」
手は親指と人差し指で○を描き消えた。
消えた?
えーとですね、これは・・うん間違いない、罠に引っ掛かったということか。
もしも、もしもだよ。壁が迫って来たら、人はどうなるんだろう?

A.つぶれる。

ですよねー。
ちょっ、これもちゃんとなんとかなるんだよね?ね?ね?
責任者会見くらいしろや。

コマンド?
>迫りくる壁を殴る
>ドアを蹴る
>神に召される
>諦める
>ヒント

”神に召される”これは死ぬと同じ意味じゃないかなー。
あとまともなコマンドが無さそうなんだけど。
じゃあまあ、とりあえずヒント。

ヒント:あまりヒントばかりに頼るのはよくありません。自らの意思で選択肢を選ぶのも大切です。

ヒントになってねー。
この中から選ぶったって、どれもだめだろ。
じゃあ・・とりあえずドアでも蹴ってみる?
バキッ!

ドアが・・壊れた。
これはもしかして、意外と脆い?
殴ったり蹴ったりすると、ドアが壊れ廊下から出ることができた。
一応これが正解だった・・のか?

ヒント:ドアを殴るなんて選択肢にありません。

ヒントが自我を持ってるよ・・。
まーどうでもいいから、次のヒントよろしく。

ヒント:迫りくる壁を殴りましょう。

それ答えじゃね?とはつっこまないでおこう。
壁を殴るなんておかしな話だけど、今ならいけそうな気がする。
試しに軽く殴ってみたら、壁に穴が空いた。
意外になんとかなるもんだ。
ヒントに従い、壁を殴り壊すとさらに奥へ進む道があった。
迷路とは、壁を壊して進むのが最短ルートなんだなうん。
奥へ進んだ先には、一人の女性がいた。

女性「あ、あなたは・・壁に潰されたのでは・・?」
俺の直感が告げる。こいつが俺を殺そうとした殺人犯か!

不法侵入者VS殺人鬼

・・勝てる気がしない。

直「えーとですね・・勝手に入ってごめんなさい。」
とりあえず謝ることにした。
許されるかわからないが、許してもらわないと捕まる。
不法侵入に器物破損も・・いやこれは正当防衛だよなうん。

女性「あなたは私を助けに来て下さった方ではないのですか?」
直「あーいや、えっと、助け?」
女性「”のののん”の方では?」
直「のののん?なにそれ?」
女性「あの、どちら様でしょうか?」
直「あ、俺は志賀直といいます。ひらがなだと”しがなお”です。」
女性「志賀様はどうしてこちらへ?」
直「女の子が塀を乗り越えてこちらの家へ入ったのを見て、マネしたらなぜか塀の中に入れまして・・で、そこからは手招きに誘われるまま家へですね、はい。」
女性「手招きしたのは私です。その、助けに来て下さった方だと勘違いしまして・・。」
直「手招きのまま進んだら死にかけましたけど?」
女性「罠があったなんて知りませんでした。あはは。」
直「いえあははで済ませないでください。死にかけたんですよ?」
女性「・・ごめんなさい。なんとお詫びすればよいか。」
お詫び?綺麗な人だから・・ホテルで一晩とか?

コマンド?
>今すぐホテルへ連れていく
>今すぐ押し倒す
>今すぐ愛を告白する
>今すがない
>ヒント

”今すがない”こんな日本語ないけど、このコマンドさんはどこの国の人なんだ?

コマンド?
>今すぐホテルへ連れていく
>今すぐ押し倒す
>今すぐ愛を告白する
>後でお礼(身体)をいただく
>ヒント

あ、訂正した。
意外とマメなんだな。
じゃあお約束だし”ヒント”お願い。

ヒント:”今すぐ”系はビンタをいただけるという素敵ルートが用意されています。

素敵・・ルート?
マゾじゃないんだから・・あと愛の告白ならビンタまではないだろう・・と思う。
じゃあ後でってことで。
はっ、俺は気付いた。
あのお巡りさんが言ってた女性を誘拐していた事件・・このことか!

直「それよりも逃げませんか?ここから出たいのでしょう?」
女性「はい・・あの、どうして見ず知らずのあなたが助けてくださるのでしょうか?」
直「あなたが・・美しいからですよ。」
決まった。俺超かっこいい。

女性「くすっ。ではお言葉に甘えることにします。」
笑われた。俺超かっこわるい。
そーれはそうと、さっきまで手招きしていたのがこの人なんだよな。
なんか変わった人によく会うよな俺。
あれか、○タンド使いは○タンド使いと引き合う運命にあるとかなんとか。

?「にゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
女の人の悲鳴が聞こえた。
声がするってことはそれなりに近いんだろうけど、危険なところってことでもあるな。

女性「大変、すぐ助けないと!」
直「人助けしていたらこっちまで危なくありませんか?」
女性「困っている人を助けるのは人として当然のことです!」
それはそうだけど、なら自分でここから逃げ出せるようになってから言って欲しい。
しゃあない、乗りかかった船だと思ってがんばろう。
もしいいところ見せたらその後のお礼もグレードアップするかもしれないし!

・・
・・・・

悲鳴があったところへ行くと、マッチ売りの少女がトラバサミにひっかかっていた。

マッチ売りの少女「姫様!御無事でしたか!?ってあんたはさっきのカモ!」
か、カモ?せめて客だと言って欲しかったよ・・。
で、姫様って・・え?手だけ移動できるこの人ってお姫様?

姫様?「雪那、あなたでしたか。どうしてここへ・・。」
マッチ売りの少女は雪那という名前らしい。

雪那「姫様をお助けに参りました!」
・・助けが必要なのは・・いやなにも言うまい。
さーて後始末がんばるか。

姫様?「んん・・これは外れませんね。志賀様、なんとかなりませんか?」
とりあえず選択肢かもん。

コマンド?
>動けない雪那ちゃんをレイプ
>姫様にお礼を要求
>二人ともおいしくいただきます
>力づくでトラバサミを壊す
>ヒント

なんでこう、いつも非現実的な選択肢しかないんだ?
いやそれに頼ってる俺もあれだけどさ。
じゃ、”ヒント”で。

ヒント:ここで雪那ちゃんを助けると婚約することになるぞ。

な、ん、で、そうなるんだよ!
意味不明すぎる。
・・じゃあトラバサミが外れないか試してみるか。
バキッ。
トラバサミの口を開こうとしたら、簡単に壊れた。

姫様?「志賀様は力持ちなんですね。」
直「いやいやいや、壊れかけていたんでしょ。」
雪那「ふぅん、あんた中々ね。姫様を助けたのもあんたなの?」
直「まあ一応。」
姫様?「志賀様は閉じ込められて壁が迫って来ても平気なくらいすごい方なんですよ。」
間違ってはないけど、あれはドアや壁が脆かったからなんだけどね。
トラバサミもそうだけど、この家はもう少しメンテナンスした方がいいと思う。

雪那「ではここから脱出しましょう。姫様私についてきて下さい。」
姫様?「はいっ。志賀様も参りましょう。」
直「あーはい。」
これはもう”巻き込まれた”ということかな・・。
平和な日常が懐かしい。
女っ気は無かったけど、毎日会社に行って夜家に帰る平凡な日常だったなぁ。
まさかあの頃に戻りたいと思うなんて思わなかったよ。

・・
・・・・

ついて行った先はそこそこ大きなお屋敷だった。
昔風な家だ。
そういえばここに来てから家に統一感がない。
どれも新築に近い感じがするのに、古いタイプの家だったり外国風の建築だったり。
欧風かぶれな人と懐古主義な人が多いのか?

姫様「ようやく帰ってこれましたね。」
直「あのー、地図とかありますか?」
姫様「地図?」
直「実はその、俺・・道に迷っていまして。」
姫様「ならここに住んでください。雪那、お部屋を案内してあげて。」
雪那「かしこまりました。」
住む?
待て待て、それはおかしくないか?

直「いえ俺は家に帰りたいんですけど・・。」
姫様「そうです、志賀様には雪那と一緒に大会へ出ていただきましょう。いいですね雪那。」
雪那「異存ありません。」
直「俺は異存ありすぎるんですが。」
姫様「あと”検査”しておきましょう。雪那あなたもね。」
雪那「それはもしかして・・。」
姫様「ええ、”合格”したら婚約していただきます。」
直「なんでそうなるんですか?」
姫様「ではお部屋へ。雪那。」
雪那「はい。どうぞこちらへ。」
直「じゃなくてー。」
色々おかしくないか?
連れて来られた部屋は、10畳くらいの広さがあった。
結構広いな。

雪那「狭いところだけど文句は聞かないから。」
直「部屋はいいんだけど、婚約ってどういうこと?」
雪那「姫様は強い者を求めている。有能な者には住む場所や金を与えいてもらってる。」
直「で、婚約は?」
雪那「どんなに強くても一生ここにいることは稀だ。だから子供を作ることでここにいてもらおうとしている。」
直「目的は子供の方だったりして?」
雪那「・・ふん、頭は悪くないようだな。」
え、冗談で言ったつもりだったんだけど・・。
要は才能を受け継いだ子供をせんの・・教育してここで雇ってるってこと?

雪那「婚約といっても子供を作れば別に他の女と付き合っても構わないわ。」
直「いやいや、そりゃまずいでしょ。」
雪那「役に立てばそれでいいの。姫様が求めるのは結果のみよ。」
・・平平凡凡な日常が本当に懐かしい。
ひょっとして女っ気がないのを嘆きながら会社人やってる日々って幸せな方なの?

雪那「・・検査に精液が必要だから脱いで。」
直「は?」
雪那「姫様が言ってたでしょ。検査するって。」
直「で、でも精液が必要って、ええ!?」
雪那「ほらとっとと脱ぎなさい!」
直「あ、いや脱がさないでください・・。」
なぜこんなことになっているのだろうか?
女の子が俺のズボン脱がしてチンコ咥えてるんだけど。

雪那「あーやだやだこんなちっちゃいのの相手しなきゃいけないなんて。」
直「え、いやそこそこの大きさだと思ってたんだけど・・。」
自分で測ったことあるけど、14センチは小さいのか?

雪那「ちゃんとお風呂入ってるの?ベトベトじゃない。」
あちこち飛ばされてたけどその辺はどうなんだろう?
お風呂入れる環境なら入ってるけど。

直「ごめんねこんなことさせて。どうしても嫌なら俺が自分でしようか?」
雪那「・・こんなにも大きくさせてるんだから見栄はらなくていい。」
雪那「と、とっととイキなさい。」
ずぽっ、じゅぽっ、ずぽっ、ずぽっ、ずぽっ・・。

直「あ、それ気持ちいい。」
雪那「変態、はぁ、はぁ、変態変態変態ぃ。」
直「そう言われましても・・。」
雪那「あんたは黙ってて。」
どうすりゃいいんだ。わけわからん。
ぴちゃ、じゅぼっ、じゅぶっ、れろれろ。
色々言う割にすごく一生懸命というか積極的にしてくれるよな。
黙ってれば雪那さんかわいいし役得だな。

直「い、イキそう。」
雪那「こ、こんなにもびきびきさせてればわかるわよそんなこと。」
じゅっぷ、じゅっぷ、じゅっぷ、じゅっぷ、じゅっぷ、じゅっぷ・・。
出るっ。
どくんっ、どくっどくっどくっどくっどくっ・・。
yukina

雪那「んあっ、はぁ、はぁ、なにこれ?」
直「精液です。」
雪那「し、知ってるからっ。し、知ってるんだもん。」
そう言いつつじろじろと俺が出した精を見る。

雪那「ふぁー。」

・・
・・・・

汚された・・しくしく、気持ちよかったです。
女っ気ないけど平凡な安定?した安月給をもらう日々。
女っ気ありすぎるけど明日どうなるかわからない日々。
どっちがましかな・・。
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