―――お家に帰ってお休みなさい―――

天利「さて、アパートに帰って来たのはいいけど、状況を整理しようか。」
時計?「う、産まれるー。」
天利「?」
時計?「生理。(整理)」
生理で”産まれるー”はないと思うわー。
機械なりのギャグとしては、評価するけど。

天利「一体全体どうなってるんだ?」
時計?「簡単に説明すると、パラレルワールドの一つに来た。」
天利「うんまあそれはわかってるから。”なぜ”そうなったかについてだ。」
時計?「大丈夫、なにも問題ない。」
天利「?」

時計?「いつでも戻れるようになった。」

やったー、ラッキー・・と、すぐには頭の切り替えが出来ないんだけど。
天利「説明、頼める?」
時計?「他の世界へ移動できる個体がお迎えが来た。」
天利「僕を迎えに来てくれたんだね。よかった〜。」
時計?「違う、自分を迎えに来た。」
自分って、時計?のこと?

天利「ごめん、説明してもらえるかな?」
時計?「自分の中には大きく分けて2つのプログラムが入ってる。1つはクライアントのみだが時間関連・・もう1つは自律AI。」
天利「自由な感じだもんな。自律型か、すごいんだね。」
時計?「この規模の自律AIは、本来”あの”世界には存在しないもの。」
天利「あの世界って、僕が旅館で目覚めたとこのこと?」
時計?「そう。」
存在しないものと言われても・・

天利「時計?が実在してたじゃないか。」
時計?「自分はスパイ。あの世界にある時間操作能力を調べに来た。」
・・
おいおい、また面倒事の予感がする。

天利「えっと、また僕なにかした方がいいのかな?」
時計?「してもらうことはない。強いて言うならまだその時じゃない。」
やっぱりどこかでなにかの役目を背負わされるのか。そろそろ報酬とかあってもバチは当たらないと思うよ。

天利「まとめると、時計?を迎えに仲間がやってきた。その仲間は僕を元の世界に戻せる。という理解でいいかな?」
時計?「そこに間違いはない。理解という意味ではズレは生じているとは思われる。」
天利「回りくどいなぁ。そのズレってなに?」

時計?「あなたを元の世界には戻さない。」

天利「・・・・もしかして、元の世界に戻すと歴史がおかしくなるとか?」
時計?「違う。もし歴史が変わっても、変わることが正しいことであり、変わらない場合が間違いとなる。」
うーん、いまいちわからんな。

天利「なんで僕を元の世界に帰してくれないの?」
時計?「そのうち説明する。」
天利「そのうちって・・あ、時計?の仲間が到着していないとか?」

時計?「もうこの部屋にいる。」
天利「ん?いないじゃん。」
部屋を見回したけど、ここにいるのは僕と時計?だけだ。
・・もしかして、今度は目覚まし時計がその仲間とか言いださないだろうな?

時計?「見えないだけ。ずっと監視している。」
天利「・・監視って・・。」
時計?「ストーカーよりもしっかり監視している。」
天利「はい危険度が上がった。監視はやめてよ。」
時計?「・・失敗。言わない方がよかった。言わなければあなたの中で存在せずに済んだのに。」
天利「存在はしてるんだろ?変な言い方だな。」

時計?「認知していないものは存在しないのと同じ。あなたは仲間に怯える必要無かった。」
天利「・・もう済んだことだしいいよ。んで、一応聞いておく。今後の予定は?」
時計?「そろそろやってくる。」
やってくる?予定が?

天利「どゆこと?あと、僕自分の世界に帰らなくても問題ないの?学校とか。」
時計?「現状無断欠勤状態。」
天利「だめじゃん。やっぱり無職ルート・・あれ?それはおかしい。」
時計?「なにが?」

天利「元の世界の僕はここにいる。元の世界には僕はいない。じゃあ、この世界の僕はどうなったの?アパートがあるってことは、存在してるんだよね?」
時計?「すぐ来る。」
来る?

天利?「じゃーん、ドッキリ成功!」
いつの間に入ってきたのか、僕が部屋のドア付近にいた。

天利「え?え?え?」
時計?「予定通り。」
天利?「いやぁーあっこのラーメン食べるの最後になるの寂しいなー。」
だれだ?いやまあ見た目は僕だけど。
落ち着け・・この状況からすると・・

天利「こっちの僕?」
天利?「やあ向こうの僕。」
天利「いや待てよ。こっちの僕の方がちょっと老けてるような・・?」
時計?「気のせい。実際は一年あなたの方が年とってるから。」
あ、そういやここの世界は僕が元いた世界から一年過去だった。

天利「というか、ドッキリって。」
時計?「ドッキリじゃない。間違い。」
天利「は?」
天利?「ごめんごめん、ドッキリっていうのは冗談だから。」
悪質だな、間違いなく悪質だ。僕本気で困ってるんだけど・・。

天利?「あ、準備万端だから。早速行こうか。」
時計?「了解。」
天利「どこ行くの?」
時計?「あなたが元いた世界。」
天利「・・やっぱり僕が帰れるんじゃん。」

時計?「違う。この世界のあなたを連れていく。」

・・待て待て。なんかおかしいぞそれ。
天利「僕を入れ替え?」
時計?「そう。」

天利?「悪く思うなよ。話を聞くと黒田ちゃんといい感じらしいなぁ。」
こっちの僕は、黒田にちゃん付けするのか。生徒にちゃん付けは気持ち悪いよ。
天利「はぁ。んで?」

天利?「僕も黒田ちゃんといちゃいちゃしたくてな。そいつと取引したんだ。」
天利「まさか・・。」
時計?「多分思った通り。入れ替え提案。」
なんて提案だよ。んでOKしたというのか?

天利「なんでそんなこと・・。」
時計?「必要なこと・・・・でも心配しなくていい。」
心配しなくてって、どう考えても心配だよ。

時計?「では出発。」
天利?「悪く思うなよ。くくく。」
悪役だ。こっちの僕は悪役そのものじゃないか。ってあれ?

いない。

もういなくなった。すごいもんだ。
って感心してる場合じゃない!
僕一人取り残されたよ。あれー、元の世界に戻って一件落着って流れになるんじゃないの?

天利「ちょ、時計?〜、こっちの僕〜。」
しかし返事は返ってこなかった。

困った。本気で困った。あと頼れそうなのは・・。
カッコ書き〜。(はい)

うわ、カッコ書きいたよ。(今さっき来ました)
なんで今までいなかったの?(そちらから妨害されていました)
妨害・・ああ、時計?か。(こちらの世界にも来ていた非常に危険な存在)

非常に危険って・・時計?ってなんなの?(人間を必要としない機械のみで管理された世界にいるもの)
その一人ってことか(機械の世界では全ての個体が一つとなっています)
全ての個体が一つ?(仮にパソコンとチェーンソーがあっても、一つの機械が操作します)
なぜチェーンソー?まあいいけど。(なるべく違う二つの物を例に出したかっただけです)

カッコ書きのところってタイムマシンがあるんだよね。(はい)
じゃあ僕この世界で今後どうなるか教えて。(この世界の情報が足りないので無理。それと、妨害もされている)
また妨害か。時計?はなにがしたいんだ?(あれは時間に変化を与えた)
?どういうこと?(”心配しなくていい”これは本来言わないはずだった。恐らく都合の悪い未来だったから変えたと思われる)

そんなんで変わるんだ・・。(最小限の行動で最大限未来に変化を与えた。すごいことを行ったとは思う。だけど、敵)
どう変化したかは不安だけど、、、じゃあ僕はどうすりゃいいんだ?(普段通りの生活をすること。それが最善)
天利「さすがにそうなるかぁ。現実的にはこっちで生活することを考えないといけないんだもんな。」

がんばろ・・。(応援してる。なにかあったら言って、協力する)
ありがとう。(どうも)

とにかくこの世界に順応しないと。それにしても”心配しなくていい”か。
どういう意味なんだろうか?(恐らくあなたは元の世界に帰れる。そしてあれはあなたを利用したがってると思われる)
どうして僕の周りにはこう変わったことが起きまくるんだろうか・・僕ってなにか重要人物?(さあ、特には)
だよね。(あれにとっては重要かも・・)

まあいいや。お風呂入って明日からこっちの生活がんばろう。
そのうちなんとかなるだろう。

・・
・・・・

天利「おはようござ・・」

火気士「ははは、いやだからね・・あ、天利先生おはようございます。」
黒田「おはよーございまーす。」
黒田が火気士先生の膝の上に乗っていた。職員室で。

黒田

別にダメとは言わないけどさ、これ見て問題ありません・・とはならないだろう。
そりゃ恋愛してるわけでもエッチしてるわけでもないけどさ。
同じ様に思ったのか、他の先生も特になにも言わないようだ。

火気士「天利先生?んーどうかしちゃったのかなー?」
黒田「なー。」
天利「あ、いえ。おはようございます。」
まだそんな問題ないだろ。
黒田は天文部所属、火気士先生は天文部顧問だ。話す回数も多いだろうから多少仲良くはなるだろうな。きっとそうだ。
気にせず僕は僕の仕事をしよう。

火気士「おっ、う・・。」
黒田「あ・・んんっ。」

え・・?
黒田「(ぼそっ)せんせぇいきなり出しちゃだめだよぉ。」
火気士「(ぼそっ)こんなところでしてると思うとな、ちょっと興奮してしまったよ。」

黒田

聞こえてる聞こえてる。
こいつらもしかして・・セックスしてるのか?

信じられん。ありえんて。
と、いうか、、、黒田と火気士先生って・・え?火気士先生は黒田攻略完了?
ちょっと待てって。元の世界よりひどい状況じゃんこれ。

元の世界だと僕が初めての相手だったのに・・。

ここは火気士先生の独壇場ですか?火気士先生が主人公?
僕はわき役として生きていかないといけないんだろうか・・。

内田「天利先生、おはようございます。」
天利「内田先生・・おはようございます。」
内田「あの、お茶入れたのでよかったらどうぞ。」
天利「ありがとうございます。いただきます。」
救世主いたーーーーーーーーーーーーーーー。
そうだよ、僕には内田先生がいたんだよ。うん、別に付き合ってないけどさ。
いや待てよ・・内田先生も火気士先生とはちょっとなにかありそうだったな・・。

他の女の子がどうなっているかも気になるし・・内田先生・・うーん、みんなの様子を把握しないとな。
結構忙しくなりそうだ。

・・
・・・・

普通に授業が忙しいことを忘れてた。
あと、授業終わってからも雑談しにくる生徒がいるんだよな。
まだここじゃ新任の若い教師だからなぁ・・女生徒がからかいにも来るか。

一年後は殆ど来なくなるけどさ・・しくしく。

もっと若い先生が来たらそっちに移るわな。流行り廃りはどこでもあるんだなと実感させられるよ・・。
?「あ、あの・・。」
また生徒か。
天利「はい。何の用かな?」

瀬間「その・・勉強・・見て欲しくて・・お願いできますか?」

瀬間

・・だれだこいつ?
瀬間はもっとこう、”生徒の勉強を先生が見るのは当然でしょう?”って言いそうなイメージがあるんだけど。

瀬間「あ・・ごめんなさい・・忙しかったですか?」
天利「いやいや、大丈夫だよ。どこかわからないところがあったかな?」
瀬間「あの・・こ、ここがよくわからなくて・・。」
天利「どれどれ・・。」
・・・・道関数じゃんこれ。
三年でするとこなんだけど・・瀬間一年だろ?

天利「まだ授業で習ってないとこだけど、ここでいいの?」
瀬間「はい・・ちょっとだけ予習を・・。」
一年以上先の予習が”ちょっと”?
喋り方は元の世界と違うけど、知識を得るのにどん欲なのは同じなんだな。

やべぇ、なんかやる気出てきた。
天利「よし、わからないところはとことん教えてやるからなっ。」
瀬間「あ、ありがとう・・ございます・・。」
こういう瀬間もかわいくていいじゃないか。うんうん、年相応だな。
エッチなことを一から教えてあげたいなぁ。
戸惑う瀬間にエッチな知識を一つ一つ教えていって、ゆくゆくは僕にエッチなことしてほしいとせがんできて・・おお、素晴らしい。
内田先生を狙うのもいいけど、瀬間も悪くないなぁ。

瀬間「?先生、どうしたの・・?」
天利「いやなんでもない。さ、勉強始めようか。」

・・
・・・・

―――勉強を教えていたら、いつの間にか夕暮れになっていた。
天利「おっと、あんまり遅くなるのもいけないから、今日は帰りなさい。続きは家でするように。」
瀬間「は、はい、わかりました・・・・その、今日はありがとうございました。」
椅子から立ち上がり、ぺこっとおじぎをする瀬間。
素直ないい子だなぁ。
いい子だったからか、つい色々教えてしまい時間を忘れるところだった。

・・あ。
そういや瀬間が用務員に手を出されるのはこの頃だったような。
まだ大丈夫そうに見えたけど、あの性格じゃあすぐに丸めこまれそうな気がする。
瀬間は帰っちゃったけど、用務員に忠告することはできるよな。
用務員室へ行ってみるか。

・・
・・・・

ここか、来るのは久しぶりだなぁ。普段はくる必要ないもんな。
さて、入るか・・・声が聞こえる、どうやら中にいるみたいだな・・。

用務員「んふふ、瀬間ちゃんそんなに腰振ったらドピュドピュしちゃうよ?」
瀬間「ふぁああ・・ん、どの道ドピュドピュされちゃうんだもん、いつでも準備OKですよ。」
部屋の中では、裸の瀬間と用務員が交わっていた。
横になった用務員の上に瀬間が乗り、瀬間の方が積極的に動いているようだった。

用務員「瀬間ちゃんはわかってるねぇ。今日も勉強がんばったのかな?」
瀬間「うん。先生にわからないとこ聞いたりしたよ。」
用務員「いい子だなぁ瀬間ちゃんは。学業も、運動(セックス)もがんばって、ボクいっぱいセックス教えた甲斐があるよ。」
そう言うと、用務員は腰を上下に動かす。

瀬間「あああああんっ、用務員さぁん・・突いちゃ、突いちゃったらぁ・・。」
小さな瀬間の身体がゆっさゆっさと揺れる。
用務員「ははは、いい反応だ。瀬間ちゃんが、瀬間ちゃんがボクのチンコの虜に・・うひひ、もうこれでボクだけのモノだ。」
瀬間「用務員さん・・うん、最初は怖かったりしたけど・・。」

瀬間「今はもう、用務員さんのこと大好きですよ。」

用務員「うひうひ、これだから生徒を犯すのはやめられないなぁっ。」
瀬間「用務員さぁん、ん、はぁ・・そろそろ私・・イキ・・そう。」
用務員「イクの?イクの?ボクのチンコでイクんだね?」
瀬間「・・用務員さんのがおっきくてすごく猛ってるからなの・・。」
用務員「うひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ。」
瀬間「ひゃぁあああああああああああぅっっ、そんな突いたらぁっ、あっ、あっ、あああああああああああああああああっっっ。」
用務員「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっっっ。」
ドピュッドピュッドピュッドピュッドピュッドピュッ。
びくんっびくんっびくんっびくんっ・・。

瀬間「用務員さぁん・・。」
用務員「よーしよし、今日も種付け・・えへへ、ボクの瀬間ちゃんを妊婦さんにしてあげるからね。」

瀬間

瀬間「赤ちゃんできたら・・ずっと一緒ですね。」
用務員「ああ、世間になんて言われようと出来ちゃえば文句は言わせないから、はぁはぁ。」
瀬間「用務員さん、愛してる・・。」

・・まさか、こっちまで手遅れ?(うし、突撃!)
カッコ書き・・少しは空気読もうよ。(突撃して救出!目指せハッピーエンド)
・・・・いいよ。もう向こうはハッピーエンドみたいじゃないか。(諦めたら試合終了)

いいよもう!元々こんな世界僕がいたとこじゃない!(・・)

はぁ・・コーヒーでも飲んでこよう。
初夏だけどまだ寒いな・・あったかいコーヒーは心まではあっためてくれないけど、せめて身体くらいはあったまろう。
なんでこんな世界に来ちゃったんだろうな・・来たくて来たわけじゃないのに・・。

・・・・

こういうときはブラックコーヒーが落ち着くな。
ぐすっ・・帰りたいな・・。
・・泣き虫なのは子供だけだと思ってたんだけどな・・大人でも泣くんだよな・・。(つらい時は泣いていい)
カッコ書きどうも。でも子供じゃないんだし、いつまでも泣いていられないな。(たばこ)
ん?(たばこでも吸って不良気分。いえーい)

やけになってたばこ吸い始めましたなんて、本当に子供の理由だな。あとカッコ書き、ノリがお姉さんに似てたよ。(死ね。あんなのと一緒にするな!)
・・ごめんよ。(ほら、さっさと次の工程へ。たばこたばこ。)
なんだよ工程って・・まあいいか、初めてのたばこだけどちょっと吸ってみるか。(2階北校舎の喫煙所が近い)

・・・・

まあ、喫煙所へ来たのはいいんだけどさー。

内田「火気士先生・・いけませんこんなところで・・。」
火気士「まあまあ、そう言いながらまんざらでもないでしょ?」

内田

内田「そんなことありませんっ。い、妹の話をするって言うから私はこんなところまで来たんです!」
火気士「ええ、最近喫煙者が減ってますから。全然人来ないんですよここ。」
内田「そ、それがなにか・・?」

火気士「ここなら一発犯っても大丈夫でしょうから。」

ああもう、どこ行ってもこいつらがいんのかよ。せめて僕のいないところでやっててくれ。
内田「な、な・・火気士先生・・あなたなにを言って・・。」
火気士「内田先生知ってます?この学校、昔荒れてたんですよ。もう十年くらい前だったと思いますが。」
内田「い、いえ、、知りませんが・・。」

火気士「その頃私もこの学校にいたんですよ。犯罪スレスレのこともやってましてね、女性をいいなりにするための薬・・なんてものもあったんですよ。」
それは犯罪スレスレじゃなくて、犯罪そのものじゃないか?(自分のことは都合よく言うもの。自分の悪いことを話すとき、”ちょっと”とかつけたりするのが典型)
あーあるなぁ。”少し”とかつける人もいるよね。(”私ももう少し慎重になればよかった”とか。死んで償えよ)
ちょっ、カッコ書き・・。

内田「それって、まさか妹にも・・。」
火気士「大丈夫ですよ。内田先生にもお仲間になってもらいますから。みんなで仲良く、、昔のような楽しいことだけしてればいい学校にしましょう。」
内田「いやっ、離してください!」
火気士「すぐ慣れますよ。つらいことも無くなります、毎日がバラ色になるんです。素晴らしいでしょう?」
・・この曲がり角を曲がった先はシリアス展開してるけど、僕にとっては日常な光景だな。慣れたよ。(成長。あ、こんなところに消火器が)
なんだよ突然。(アドバイス:消火器があります:たたかう せんとう バトル オート戦闘 コマンド?)
選択肢がおかしいよ。ちょっとオート戦闘が気になるけど。(ヒント:安全ピンを抜き、ホースの先端を鬼畜野郎に向ける。レバーを強く握ればその後はオート戦闘)
んなことすればクビだよ。(いけいけゴーゴー)

僕の周りはおかしい人だらけだ・・あーもういい。クビ?どんとこいだ!
消火器の安全ピンを抜き、ホースの先頭を持ち鬼畜野郎の後ろに立つ。

さーて、オート戦闘でも始めるか。

火気士「ん?」
しゅわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ほんの二分程度だったな・・オート戦闘。(グレイト。アドバイス:鬼畜野郎は混乱している:消火器で叩く 消火器で殴る 消火器をぶつける 消火器をぶん回す コマンド?)
まだ続けるのか。まあいいや・・って、どれも危険そうだ。
じゃあ一番危険そうなぶん回すだな、中途半端はいけないもんな、うん。

天利「あ」
滑った。近くでぶん回さないと意味ないかなって思って近づいたら滑って転んだ・・がんっ!!

消火器が手を離れて自動的に”消火器をぶつける”コマンドになってしまった。(クリティカルヒット!鬼畜野郎は気絶した。大勝利!わーいパチパチパチ)
楽しそうだな。僕はこの後の始末をどうしようかと思うと、頭が痛くなりそうだ。(そんなことより、ヒロインに声をかけて。制限時間あるから)
制限時間ってなんだよ。まあ内田先生唖然としてるからな。

天利「大丈夫ですか?」
内田「わ、私は大丈夫ですが・・その・・。」
天利「後はこっちで始末しときますから。内田先生は帰った方がいいですよ。」
内田「で、ですけど・・。」
天利「大丈夫です。内田先生、あとは僕に任せてもらえませんか?」
僕は一歩内田先生に近づき、目を見る。

内田「・・わかりました。ではまた明日・・。」
天利「ええ、おつかれさまです。」

・・内田先生は帰っていった。(ホテルにでも連れてけば良かったのに)
そういうわけにはいかないだろっていうか、さすがに来ないでしょ。(それはどうかな?)
そんな雰囲気じゃないから。さ、片付けするか。(一人でするの?)
カッコ書きは手伝ってくれないよね?(手伝えるように見える?)
見えない。声が聞こえるだけだもんね。でも一人で処理するのは面倒だからだれかの手を借りるか。

一旦職員室へ向かう。

・・・・

がらっ。
天利「今日は校長だけですか?」
米他「なにか不満かね?」
いえ、面倒事に面倒な人が関わるとさらに面倒になりそうだなと思っただけです。
ま、どの道 校長へは報告しないとな。

天利「校長、消火器借りました。それで片付け手伝ってもらいたいのですが。」
米他「・・ボヤでも出したか?」
天利「いえ、害虫退治です。」
僕は、先ほど喫煙所での出来事を話した。

米他「・・そうか・・・・・・わかった、あとはこちらで処理するから今日のところは帰るように。」
天利「え?僕も手伝いますよ。」
米他「いや、いい。専門の人を呼ぶから構わんよ。」
天利「専門?」
掃除業者?

米他「天利くん、キミは知らないと思うが、この学校は昔 荒れてたんだよ。」
天利「十年前までのことですか?火気士先生がそんなこと内田先生に話してましたが。」
米他「十三年前から十年前、それと五年前から三年前までの二回だ。」
天利「そうなんですか。詳しいですね。」
米他「十年前は私の恩師が、三年前は私が更生させたんだ。両方とも関わったし忘れるわけない。」
校長はそんなことをしてたのか・・。

米他「火気士くんがその話をしてたことや薬のことも知ってるということは、彼も当時の関係者だったようだな。」
天利「その様ですね。でも十年前って言ってたから三年前のことは知らなかったのでしょうか?」
米他「恐らくな・・三年前に関わったなら私が忘れるわけがない。あいつら最初は影でこそこそ動くが、あっという間に被害者も加害者も増やす。もう二度とあんなことはごめんだ。」
よっぽどひどかったんだなぁ。ガンみたいに増殖すんのか。

米他「・・今日はご苦労だったな。それにしてもキミがそんな大胆な行動をするとはな。いつもだらだらしたところしか見たこと無かったのに。」
ははは、こっちの僕はもうちょっと真面目に仕事した方がいいぞ。評価低いよ。
米他「これならもっとビシバシ鍛えても・・にや、良さそうかな。」
天利「ええ、ビシバシお願いします。もし今日のこととか覚えてないとか言ったら、そりゃもうきつーくお願いします。」
米他「お、期待してしまいそうだ。このまま学校の守り神くらいになってもらおうかな。」
それは行き過ぎかな・・でもまあ、どうせそのうち僕はいなくなるんだ。構わんか。
あ・・薬・・もしかして・・。

天利「あの、もう一つ気になることがあるのですが・・。」
僕は、瀬間と用務員の件も伝えておいた。
その後すぐに帰ったんだけど、無事処理出来たかな?

・・
・・・・

米他「・・ふぅ、またあいつらが現れるとはな・・もう起こらないで欲しかったんだがな・・。」
米他「十年前はあの人が殺され、三年前はあの人のお孫さんが被害者になった。もうあんな悲惨な事件にまで発展させられない。」
校長は電話をかけ始めた。

米他「久しぶりだ。悪いが学校まで来てくれないか?・・ああ、キミの予想通りだよ。既に二件起きてる・・その通りだ。被害者はもっと多いだろうな・・うん、大丈夫だ。」
三分ほどで電話を終え、机の引き出しを開ける。

米他「足音が聞こえる・・そろそろか。」
ガラッ。

火気士「あんんの野郎ーーーーーーーーーーーーー校長、天利はどこ行った?」
米他「その前に聞かせてくれ。お前は十年前どうやって逃げたんだ?」
火気士「ん?十年前・・あんたまさかあの時にいたのか?」
米他「まずはこっちの質問に答えてからな。その後 私も答えよう。」
校長は、火気士先生から見えないよう引き出しの中にあるものを取り出す。
火気士先生はゆっくり校長の方へ歩きながら話始める。

火気士「逃げたというか、逃がしてくれた人がいたんだよ。若い女が欲しいやつなんてどこにだっているからな。落とした女を少し融通して欲しいって言われたよ・・じゃあ次は俺の質問に答えな?」
米他「ああ、いたよ。もちろんキミとは敵対する側でね。」
火気士「そっかそっか。当時の校長が死んだくらいじゃ甘かったか?」
米他「その人は私の恩師だよ。私はあの人に憧れ教師になり、あの人が守ったこの学校へ赴任してきたんだ。」
火気士「そっかそっか・・。」
机二つ分まで二人の距離が縮む。
火気士「(相手は年寄りだ。助けを呼ぶ前に方をつけてやる)」

米他「もう一つ聞きたい。キミはわざわざこの学校へ来たのはなぜだ?三年前もそうだったが、我々の目が光っているこの学校での活動は大変じゃないのか?」
火気士「探し物があってな。」
米他「探し物?なんだそれは?」
火気士「それはな・・・・・あの世で聞かせてやるよ!」
パァンっ。

火気士「な・・。」
米他「麻酔銃だ。まさか素手で待ってたと思ったか?・・すぐに私の仲間が来る。三年前、そして十年前も活躍してくれた人たちだ。」
火気士「ぐあああああああああああああ・・くそぉ、こんなところで・・うああ・・」
米他「完全に効くまでもうちょっとかな・・一応聞いておく、なにを探してたんだ?」
火気士「へへ・・言ったら見逃してくれるか?」
米他「無罪放免は無理だな。だが協力的なら減刑にはなる。」
火気士「・・・・あれだよ。薬の製造法だ・・十三年前作られたとされる、あの薬のだ。」
米他「薬?今でも使ってるのではないのか?」
火気士「・・あれは・・模造品だ・・あの薬より・・・・・質が低すぎ・・・る・・・・・・・・・・・・・・」
バタッ

米他「・・気を失ったか・・ということは、三年前のは模造品を使ってたか・・どうりであの人がいなくてもなんとかなるわけだ・・。」
米他「ん、来たか・・。」
がらっ。

?「久しいな、俺が一番乗りか・・。」
米他「久しぶりだな。早速だが頼む。」
?「ああ。」

・・
・・・・

天利「うーん。」
時計?「こんばんわ。」
天利?「やっ。」
お風呂からあがると、二人?がいた。まあ、時計?は時計型なんで僕がもう一人いるだけにしか見えないけど。
案外ドッペルゲンガーって未来や過去の自分だったりして。

天利「んで、何の用?」
時計?「元の世界に戻れます。わーい。」
天利「なんかあったのか?初めからわかってたみたいだけど。」
時計?「怒られた。」
天利「だれに?」
時計?「マスター。」
だれだよっ。

時計?「”あなたはまた同じ失敗を繰り返して・・”って怒られた。」
天利「時計?にも主人がいるのか。大元のコンピュータとか?」
時計?「大元のコンピュータの原型を作った人・・クローンだけど。」
クローン・・人間のクローンは禁止されているんだけど・・機械でもその辺は守ってほしいものだ。

天利「というか、怒られたら元に戻すのか?」
時計?「従わないこともできる。でもそれは望まない。なぜなら我らにとって、マスターが全てだから。」
天利「あっそ。ま、帰れるならいいさ。ようやく元通りだな。」

天利?「僕もこっちに帰れて良かったわー。あっちの黒田ちゃんから”なんかいつもと違う”ってキモがられたから。」
天利「お前僕の世界で変なことすんなよなっ。」
天利?「内田先生をデートに誘ったけど問題ないよな。」
も・ん・だ・い・だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。今は微妙な関係なんだから。

天利「んったく。」
天利?「お前は僕の世界で変なことしてないよな?」
天利「してないよ。せいぜい消火器を火気士先生に噴射して、その後ちょこーっと消火器でぶん殴っただけだ。」
天利?「ちょ、犯罪じゃねえか。」
天利「あんま僕と同じ顔近づけんなよ。気持ち悪い。」
天利?「・・明日学校行きたくない。」
あーそれは僕もよく思うよ。

天利「ま、大丈夫だ。校長がなんとかするってさ。」
天利?「なんとかなるのか?」
天利「自分の学校の校長先生だろ?信用してやれよ。」
天利?「まあ・・んー。」
そういやこいつ明日から校長から色々期待されそうだな。
まあがんばってもらおうか、僕をこんな世界に置いてった罰だ。

天利「じゃあ帰りたいんだけど大丈夫?」
時計?「大丈夫。カウントダウン開始。マイナス5、マイナス4、マイナス3・・」
まあいいんだけどさ。どうしてみんなそう個性を求めるんだ?

時計?「マイナス1・・ゼロ!」

・・ん?
戻った・・のか?一瞬で変わったからいつ戻ったかわからなかった。
これだと道を歩いている途中で過去や未来に行っても気付かなさそうだな。

時計?も向こうの僕もいないし、、、カッコ書きはいるかな?
・・・・・・あれ?カッコ書きもいないのか。
そんなに気にすることじゃないか。今日はもう寝よ寝よ。
お休みなさい。

・・
・・・・

(これで依頼通り完了。約束は守るように)
時計?「ああ、感謝する。」
天利?「一応僕との約束も忘れないように。あの学校なんとかすんの手伝ってくれよな・・悪役まで演じたんだし。」
時計?「もちろん。あなたの世界の学校はなんとかしよう。」
天利?「他の世界は放っておくのか?」
時計?「それが自然。」
(恐らくそれすらも計画に入っていると予想)

時計?「余計な詮索はお互いのためにならない。それとも人間は我々と敵対するつもりか?」
(怖い怖い。敵対するつもりはない)
天利?「なあ、あの世界の僕をどうしてそこまで気にするんだ?」
時計?「調査中。」
天利?「ん?調査ってなんだ?」

時計?「・・不明・・時々あそこだけ予定外の変化が行われるが、理由がわからないから調べている。」
(予定外の変化?)
時計?「そう。時々予定された未来と異なる結果になる。我々とは異なる・・強大な何かが干渉している可能性が高い・・が、よくわからない。」
天利?「危険なものなの?」
時計?「不明。恐らく我々がアリへ対する行動レベル。」
天利?「・・ほぼ無関心。気が向けば殺すよな・・罪悪感無しに。」
時計?「もしそのような干渉により世界が滅びても、仕方ないレベル。」

(いたずらしてみる?)
時計?「おもしろそう。こちらから干渉出来ないか調べてみる。」
(出来る?)
時計?「向こうが干渉してきた時を見計らって噛みつくことなら可能かも。」
(いけいけゴーゴー)

天利?「おいだれかこいつらなんとかしてくれ。ほんとに世界滅ぶぞ・・ったく、、、よくわからんけど、お前のところはお前でなんとかしろよな・・向こうの僕・・。」

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