―――修行―――

ざー、ざー。
濡髪「・・」
私は滝に打たれている。

心を静め、己を高める修行の一環である。
最近の私は少しおかしい・・。
糸利ちゃんが好きなのに、焔さんに惹かれていくのがわかる。

これではいけない。
私は滝に打たれ自分を見つめなおし、もう一度糸利ちゃんへの想いを再確認する。

・・
今日はこんな感じでしょうか?
だいぶ気持ちが落ち着いた気がします。
・・少し胸がドキドキします・・が、これは、糸利ちゃんを想う気持ち。
他の人が入る隙間なんて無いはず。
冬休みになれば糸利ちゃんが帰省してくれるはず。
そしたら、もう一度愛を確かめ合おう。
この心も身体も糸利ちゃんのものだから。

焔「はい、タオル。」
濡髪「え?」
そこには、焔さんがいた。

濡髪「焔さん、ど、どうしてここに?」
今回の修行は他にだれも来ないはずだったのに・・。

焔「濡髪さんの御両親に教えていただいたんですよ。他に人がいないなんて危険です。」
濡髪「だ、大丈夫です。一人での修行は初めてじゃないので。」
・・だめ・・ダメなのにどうしてこんなにドキドキするの・・?
こんなのやだ・・。

焔「このままでは風邪引いてしまいますよ。さ、宿に戻りましょう。」
濡髪「はい・・。」
腰を抱かれ、さらにドキドキしてしまいます。
怖い・・。どうにかなってしまいそう・・。

宿に到着する。
宿といっても既に住んでいる人は無く、修行に来た人が簡単に掃除をするくらいの所。

焔「こんなにも身体を冷やしてしまって・・滝に向かう前にお風呂を沸かしておいたので入ってください。」
濡髪「あ、ありがとうございます。」

私は焔さんの厚意に甘え、お風呂に入ることにした。
お風呂に入りたかったわけではないけど・・焔さんと一緒にいるのが怖かった。
・・ドキドキが治まらない。
焔さんと離れれば落ち着くと思ったけど、そんなこと無かった。
どうしよう、このままだと焔さんを・・。

あれ?焔さん日帰りだよね?
まさか・・泊まる・・なんて、ないよね?
他にだれもいない所で男の人と二人っきりなんて・・。

もしそうならどうしよう・・。
糸利ちゃん、私を守って。

・・
あう、長湯してしまいました。
ちょっとのぼせてしまったかも。
いつの間にかだいぶ日も沈んでしまいました。そろそろ冬も近くなりましたね。

焔「濡髪さん、ずいぶんゆっくり入られていましたね。」
濡髪「あの、焔さん。今日は・・その・・。」
焔「今日ですか?ほんとは日帰りのつもりでしたが日が沈んでしまったのでここに泊まることにします。」
濡髪「え・・。」

私のばかばかっ。長湯しすぎたから焔さん帰れなかったんだ。

焔「ご飯の用意が出来てますからちょっと遅いですけど夕御飯にしましょう。」
濡髪「は、はい。」

焔さんの作ってくれたご飯はとてもおいしかったです。
ですが、なんか焔さんのペースになっているような気がします。

焔「後片付けしておきますので濡髪さんは先にお休みになってください。」
濡髪「そんなっ、お風呂にご飯の用意までしていただいて後片付けまで・・私がやります。」
焔「いえいえ、今日の私は濡髪さんのお手伝いに来たんですから。私にさせてください。」

結局焔さんに押し切られ、私は布団に入ることになりました。
すぐに眠るわけではなく、まずは瞑想します。
瞑想時間は決まっていません。心が静まったら終了です。

なのですが・・。
身体が熱いです。全然気持ちが落ち着きません。
修行に来たのに・・こんな気持ち・・。

うー、もう休みます。
明日は焔さんに帰ってもらおう。そうしたらまた、いつも通り・・なはず。

・・
すやすや。
・・・・
すやすやすや。
・・ん?あれ?

なんだろう?何か動いてる?
濡髪「え?焔さん?何しているんですか?」
焔さんの手が私の身体をまさぐっています。
焔「他に布団が見つからなくてね、一緒に休みましょう。」
濡髪「だ、ダメです。」
いつから触られてたんだろう?
というより・・焔さんの手、気持ちいい・・。
焔「私は婚約者なんですから、一緒に寝てもいいじゃないですか?」
濡髪「だからといって、こんなことしてはいけません。」
でも・・このまま身を任せたい・・。
焔「ならやめますか?」

・・やめて欲しくない・・。
濡髪「あの・・。」
焔「ほら、されたいんじゃないですか。」
濡髪「ああっ。ですが、ですが・・。」
焔「濡髪さんはそのまま休んでいてくれればいいですから。」
そう言うと、焔さんは体位を変えてきた。
犯されちゃう・・何となくわかったけど、もう抵抗できなかった。
ズブズブ・・。

nukami

濡髪「あ・・。」
焔「身体は正直ですね。私のモノが奥まで入っていきますよ。」
濡髪「違うんです。これは・・。」
焔「確か修行は一週間を予定してるんですよね?その間、お互いもっと知りあいましょう。」
あ・・それって・・一週間焔さんに犯られちゃうってこと・・?

パンッパンッパンッ・・。
濡髪「あっ、あっ、ああああっっっ。」
焔「いい反応ですよ。これじゃあこっちが持たなさそうです。」
濡髪「え?」
それって・・

濡髪「だ、ダメっ。出しちゃダメっ。」
焔「ずっとこのままでいたいんだね。かわいいことを。」
濡髪「それもダメです。」
焔「ならやっぱり出してほしいんですね。」
濡髪「だ、ダメぇぇぇぇぇっっ。」
ドクッドクッドクッドクッドクッドクッドクッドクッドクッ。
濡髪「あ、あああああああああっっっ。」

nukami

出されてる・・そんな・・。
うぅ、糸利ちゃんごめんなさい。
糸利ちゃん以外の男の人とエッチしてしまいました。
それに・・気持ちよかったです。

焔「これから一週間楽しみですね。」
このままじゃダメ。流されて毎日されちゃう・・。

濡髪「あ、あの・・明日には帰ってください。」
焔「いいですよ。じゃあ明日まであと二十三時間、楽しみましょうね。」
え?
焔「今は午前一時ですから。身体が持つか心配ですね。」
濡髪「う、うそ・・、いやぁぁぁぁぁっっっ。」

二十三時間・・とはいかなかったが、朝まで抱かれ続けた・・。
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