―――二股―――

最近ちょくちょく内田先生の家に行っているのだが、昨日も同じように内田先生の家に行った。
内田先生とは付き合っているので当然のように身体を重ねる。
とても素晴らしい日々が繰り広げられている気がする。

問題があるとすれば、内田先生以外からも好かれていることだろう。
幸せなことなのだが、そのまま受け入れればただの二股である。
断るのが当然なのだが、どうも気持ちが弱っているというか、断ったら何するかわからないような気がする。

・・だが、このままではいけない。僕は思い切って話し合うことにした。
その子は普段、保健室にいる。
事情があって保健の先生がいない今、保健室の主となっている。
やってくる生徒の怪我の治療からカウンセリングを実施し、使用した薬の報告と購入した方がいい薬の提案までやっている。

校長は、このまま保健の先生になってもらおうかとまで言っている。
いやいやいや、違うって。
あの子は生徒だ。間違った方向は僕ら先生が正さないといけない。

僕を想ってくれるのは嬉しいが、教師と生徒が付き合うのは間違っている。
ガラッ。
僕は保健室の戸を開けた。

黒田「天利先生、ノックしないとダメですよ。」
天利「ああ、すまんな。黒田は・・報告書の・・作成・・か?」
黒田「はい、薬を使用したら書かないといけないんです。ほら、紛失したか使用したかわかるように管理するためなんですよ。」
天利「そ、そうか。いつもありがとうな。」
黒田「うん。」

天利「あ、でも本来は先生達の仕事だから無理するなよ。」
黒田「大丈夫。すっごく楽しいもん・・あのね、先生の役に立ちたいの。」
うーん、その行為はとてもかわいいんだが、困った。

厚意ならよかったんだが、好意だからなぁ。
天利「その、今日は話したいことがあるんだが、いいか?」
黒田「話?うん、いいよ。」
天利「えっとだな、その、ちょっと言いづらいんだが・・。」

黒田「先生、何か別れ話するみたい。」

まあかなり近いと思う。
既に何度も黒田からは告白されているが、その断りの返事だからかな?

天利「い、いや、別に付き合っているわけじゃないだろう。」
黒田「そうだね、まだ、付き合ってないよね。」

まだ・・そうだよな、黒田にとってはまだ付き合ってない。
これから付き合うつもりなんだよな。
あう、、黒田を傷つかないように断る方法はないんだろうか?

黒田「先生どうしたの?つらそうだよ。」
天利「いや、そんなことは・・ないぞ。」
黒田「うそっ。見ててわかるよ・・先生がつらそうだと私もつらいよ。」

本当にいい子なんだけどなぁ。
かわいいんだけどなぁ。
その、恋愛感情だけ無ければいいんだけど・・。
・・我ながら、わがままな願いをするもんだ。

黒田「私が先生をなぐさめてあげるね。」
黒田が僕に近づいてきて・・キスしてきた。

黒田「ん・・ちゅっ・・ちゅぷ・・。」
しかも舌を絡めてくる・・。
香水かな?いい香りがする。

黒田「ちゅぷ、ちゅぱ・・先生どう?元気でた?」
天利「えっと・・。」
下半身は元気になったが、問題はまったく解決していない。
というか、キスを抵抗していない時点で事態は悪化していると思う。

黒田「私、先生のためなら何でもするよ。勉強もがんばるよ。」
別れ話しにくいなぁ。
黒田「お金が必要なら私の全財産あげるしアルバイトもするよ。」
さすがにそこまでしてもらうわけには・・。
黒田「・・身体が欲しかったら自由にしていいよ。いつでも応えるよ。」
黒田は僕の膝に乗り、顔を僕の首の所へ押し付ける。
膝は柔らかい感触がするし、いい香りがするし、どうして黒田は生徒なんだろうか。

いやまあ、内田先生がいるからどのみち付き合えないけど・・。
黒田「・・先生、もしかして私のこと嫌い?」
天利「な、何言ってんだ。嫌いなわけないよ。」
黒田「みんなエッチなことばっかり考えてるの。でも先生なにもしないの。どうして?」
どうしてって言われても・・必死で我慢しているからです。

黒田「火気士先生も士巻先生もエッチだったよ。電車でも男の人が身体触ってくるの。クラスの子もいやらしい目で見るの。」

黒田「天利先生だけどうしてなにもしてくれないの?私のこと嫌いだから?」

う、頭がクラクラする。ここまで好意を示されてそれでもなにもしないのは悪いことのように思える。
・・いや、違う。僕は教師で黒田は生徒だ。
天利「ぼ、僕は黒田を大切な生徒だと思っている。だから、だからこそエッチなことはしてはいけないと思っている。」
黒田「先生・・なら学校やめる。」
天利「は?」

黒田「生徒じゃなければエッチなことしてくれるよね。待ってて、すぐにやめるから。」
天利「なっ、高校やめてどうするつもりだ。しょ、将来があるだろう?」
黒田「大検とって大学に行く。私、先生のためなら何でもがんばるから。」
天利「えっと・・。」

黒田「・・もし、高校やめても天利先生がなにもしてくれなかったら、私どうにかなっちゃうよ。」
天利「・・どうにかって?」
黒田「援助交際でもしようかな?」
天利「そ、それはダメだ。」
黒田「愛されたいの。先生が好きだから先生に愛されたいけど、先生がダメならだれでもいいの。」
天利「だからって、極端じゃないか?」
黒田「・・寂しいの。好きな人が応えてくれないんだもん。寂しい気持ちを埋めてくれる人を求めちゃうよ。」
僕がはっきりしなかったからだろうなぁ。

どうしようか?
天利「・・黒田、僕はそんなに想われるほどいい男じゃないぞ。」
黒田「知ってるよ。内田先生と付き合ってるんだもんね。」
天利「なっ、し、知ってたのか?」
黒田「・・やっぱりそうなんだ。今知っちゃった・・。」
天利「あ・・。」
かまをかけられたのか。
黒田「・・」

黒田の目から涙がこぼれ落ちる。
黒田「ごめんね。迷惑だったよね・・うっ、ひっく、ごめんなさい、ごめんなさい。」
天利「いや、僕の方こそすまない。もっと早く言っておけば・・。」

しばらく黒田は僕の胸で泣き続けた。
正直逃げ出したかったけど、黒田が膝の上に乗っているので逃げれなかった。
頭を撫で、背中を軽くたたくくらいしか出来なかった。

やがて黒田が泣きやみ・・。
黒田「先生ごめんね。先生のこと諦める。」
天利「そうか、大丈夫。黒田ならいい人に会えるさ。」

黒田「うん。今日から捜してみるね。」
天利「捜す?」
黒田「・・携帯で、寂しいからなぐさめてって書けばたくさんの人が返事してくれるよ。」
天利「ちょ、その捜し方はダメだ。」
黒田「先生が相手してくれないならだれが相手でもいいの。」
天利「なにされるかわからんぞ。」
黒田「わかるよ。エッチなことされるんだよ。」
天利「わかっているなら・・。」
黒田「いいの。もうどうでもいいの。私には先生が全てだったから・・。」
天利「黒田っ。」
黒田「それとも、先生が寂しさを埋めてくれる?先生でもいいよ。」
天利「・・」
黒田「先生がダメならだれでもいいから。ね、先生どうする?」
天利「もしかして最初からそのつもりだったのか?」
黒田「どうだろう?ね、先生。別に内田先生と別れてなんて言わないよ。天利先生は寂しい私を慰めるだけ・・それだけだよ。」
天利「黒田・・。」

黒田「ね、エッチしよ。」

・・
結局断り切れなかった。
黒田の服を脱がし、保健室のベッドへ横にする。

黒田にキスしてから首筋、手、胸にお腹、太股を愛撫してから黒田のおまんこを愛撫する。
黒田は首と太股の反応がいいな。

すごく濡れているわけではないが、これだけ濡れていれば大丈夫かな?
セックスするため、僕も服を脱ぐ。
黒田「うわぁ。」
黒田の目は僕のモノを見ている。
黒田「これから先生のそれにされちゃうんだ。」
既に僕のモノは天井を見上げるような状態になっていた。

ずっと黒田が僕の膝の上にいたりキスしたりしたから・・ずっと高まった状態になっていた。
入れた瞬間イキそう。普段でもここまではそうならないのに・・。
生徒とするからかな?浮気に教え子が相手・・背徳感は十分か・・。
・・突然だったからコンドームも持ってないし、生でいいか。

天利「入れるぞ。力を抜いておけ。」
黒田「う、うん。」

ズブっ・・。
中々奥まで入らないな。いつもより勃起しているとはいえ、生物学上入るようには出来ているはず。
ズブズブっ・・。
お、ようやく入っていく・・ってあれ?
血が出ている。

kuroda

黒田の顔を見ると、必死で痛みを我慢しているみたいだった。
もしかして・・。

天利「黒田って初めて?」
黒田「う、うん。先生が初めてだよ。」

・・初めてはずっと守ってきたのか・・。
ちょっと愛おしくなったかな?いや、かなり・・。
僕のためにこんなになってまで・・。

ゆっくり黒田の中を出し入れする。
ああ、気持ちいいなぁ・・今後も時々相手してもいいかも。

天利「黒田、先生我慢出来なさそう。イクからな。」
黒田「うん、先生のいっぱいください。」
天利「・・中には出さないから。」
黒田「ダメ。それじゃあ寂しさが埋まらないから。」
・・なら仕方ないか。

僕はイクため少し激しくモノを出し入れする。
天利「黒田、黒田。出すぞ。」
黒田「先生、先生。出して、先生のいっぱいください。」
ドクッドクッドクッドクッドクッドクッ。
黒田「あ、あ・・熱いのが、いっぱい・・。」
ドクッドクッドクッ。
すごい。たくさん出てるのがわかる。

kuroda

天利「ふぅ・・。」
結局やってしまった・・気持ち良かったけど。

黒田「えへへ、ようやく先生と一つになれたんだね。」
天利「黒田。」
黒田「ん・・。」

僕は黒田にキスをしてから自分のモノを抜いた。
・・精液と血が付いてるな。
自分がとんでもないことをしたような気がする。

黒田「あ、私が綺麗にするね。」
ちょっとぎこちないが、少しずつ僕のモノをティッシュで綺麗にしてくれた。
僕もお返しに黒田に付いた精液と血を綺麗に拭きとる。

黒田「先生、気持ちよかった?」
天利「ああ。」
すっごく気持ちよかった。こう、肌が柔らかく反応が初々しくて新鮮だ。

黒田「嬉しい。」
裸のまま黒田が抱きついてくる。
うん、まあこういうのも悪くないような気がする。
だけど・・。

天利「その、このことなんだけど・・。」
黒田「わかってるよ。秘密でしょ。」
天利「ああ、頼む。」
内田先生に知られるわけにはいかない。どう見ても浮気だろうから。

黒田「秘密にするから、また時々寂しさを埋めて欲しいな。」
・・またエッチして欲しいということだろう。
このままじゃダメだとはわかっているんだけど、でも・・。
天利「わかったから、変な相手に会ったりしないようにな。」
そう、これは黒田が悪いやつに騙されないよう守る行為だ。うん。



―――同じ時。

内田「・・。」
天利先生と一緒に帰ろうと思って捜していたのでしたが・・。
見てはいけないものを見てしまった。
天利先生が黒田さんと性交をしていた・・。

内田「天利先生・・。」
ずっと一緒と言ったのは嘘でしたか?愛していると言ったのは偽りでしたか?
私とは・・天利先生にとって遊びだったのですか?

胸が苦しい。じっとしてられない。
私は自分のカバンをとり、帰宅した。
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