・・
・・・・

智紀「ほら、早く準備しなさい。」
溜木「すぐ用意するから、ちょっと待ってて。」
智紀「まったくもう、前日に準備くらい出来ないの?」
別にいいだろ、当日に準備したって。
今日は休日。智紀とデートする。

智紀は前日から着る服や荷物は準備していたらしく、あっという間に出かける状態だ。
一方俺は、なにを着るか迷っていた。
って、逆じゃないか?普通は女の準備が整わなくて、男が待つって構図がぴったりなんだが。

バンッ。
着替え中の俺の部屋に突然智紀が入ってきた。
溜木「お、おい、着替え中だぞ。」
智紀「遅い!あんたはこれとこれとこれ着て行くこと。いい!?」
溜木「・・・・はい。」
決断が速いのは智紀の良いところだけど、こういうのは選ぶのも結構楽しいんだぜ?
とは言わず、黙々と着替える。

お、なかなか。
着替えた俺を鏡で見た感想。
そういやこれ、社会人になった時に智紀が初めて買ってくれたやつだっけ。
付き合いだした頃だったな・・大学卒業する時に、俺が智紀に告白して、智紀がOKくれて・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
智紀「なに?こんなところ呼び出して。用があるなら携帯使えばいいのに。」
まあそうなんだけど、俺は直接気持ちを伝えたいんだ。
出ないと、俺の気持ちがちゃんと伝わらない気がして・・。

俺と智紀は大学で同じサークルに入っていた。
まあ、この時は友達・・だな。
俺がサークルに入った時には既に智紀が入っていた。
それで、なんというか、、、一目惚れ、した。

かわいくて、しっかりしてて、世話焼きで。
何度も世話焼いてもらいました。
その度にドキドキして・・あ、ドキドキが気になって、智紀の話を聞いてなかった時は怒られたっけ。
そんな怒られる時も至福の一時でした。

卒業したらお別れ・・そう思ってたけど、同じ会社に就職することが後でわかった。
智紀が、今後もよろしくねって言ってきてくれたから。

今後もずっと友達・・・・いやじゃない。智紀と話したり、遊んだりするのは楽しい。
だけど、出来ればその先の関係に・・と思い、俺は告白することにした。

玉砕したら同じ会社で気まずくないかって?
んなことしらん。告白した後で考えればいい。
そして卒業式の今日、俺は智紀をここに呼んだ――――告白するために。

溜木「あ、突然悪いな。えっと、今日はちょっと伝えたいことがあってだな、その、えっと・・。」
智紀「要点は絞りなさい。言いたいことはいくつあるの?」
溜木「ええと、1つです。」
智紀「言ってみなさい、聞いてあげるから。それと、”ええと”はいらないわよ。」
んーと、言いづらいんですが。どう言えばいいんだ?

溜木「ち、智紀さんが好きです、付き合って下さい。」
これが精一杯。簡潔に、伝えることは伝えたつもりだ。
ムードもへったくれもないけど。

智紀「いいわよ。用件はそれだけ?」
溜木「あ、うん。そうだけど・・。」
智紀「あたし先生に呼ばれてるから行くわね。」
溜木「う、うん。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

てな感じで付き合いが始まった。
正直、OKもらえたかどうかよくわからなかった。

でもまあ、その後はちゃんとデートするようになったし、お互い”付き合ってる”感覚でいたことは間違いないだろう。
今もちゃーんとこうやって同棲してるし、デートもするんだから。

溜木「ごめんごめん、待たせちゃって。」
智紀「同じ言葉は繰り返さない!」
溜木「はい・・。」

智紀「でもまあ・・」
智紀「今日はその分、楽しませてもらうからね。」
怒った後の笑顔の智紀はかわいいです。むぅ、この笑顔を見るために俺は今後も智紀を怒らせるんだろうなぁ。

智紀


・・
・・・・
・・・・・・

―――お昼休み、給湯室にて

紫伎「それで、溜木さんは・・その、彼女さんとはうまくいってるの?」

溜木「う、うん。まあ。」
給湯室は狭くて、すぐ近くに更科さんがいるのは中々危ない。
下半身が。

紫伎「そうなんだぁ。」
うおっ。お腹と脇の間あたりに手をおかれる。
ちょ、あんまり触れるなら、こっちも触っちゃうよ?

セクハラ→セクハラ裁判→多額の賠償+クビ・・・く、このルートか。

紫伎「・・ね、もうエッチした?」
溜木「まだだよ。」
紫伎「今まででエッチ経験ある?」
溜木「ない。」
あ、うそでもやりまくってると言った方がよかったかな?
ばかにされないか不安。

紫伎「それは・・危ないかも・・。」
溜木「危ない?どうして?」
紫伎「エッチに慣れてないと、いざエッチするようになってから、すぐ振られちゃうかも。」
溜木「え?い、いや、それは関係ないよきっと。愛が重要です。」
紫伎「愛(笑)」
あ、笑われた。

紫伎「だめだよ。溜木さん、女の子とエッチしてイケない状態で終わったら嫌でしょ。」
・・・・・・・・・・とても嫌です。

紫伎「エッチって、場合によっては女の子がそういう状態になっちゃうの。彼氏とエッチしてイケないままだと・・。」
溜木「浮気・・ってこと?」
紫伎「場合によるけどね。心だけじゃなくて、身体も大事ってこと。」
うーん、と言ってもなぁ。
練習・・?

溜木「えっと、どうすればいいんだ?」
紫伎「教えてほしい?」
溜木「もちろん。」

紫伎「じゃあこっち来て・・。」
ん?教えるくらいどこでもいいと思うだけど。
まさか、盗聴?
って、んなこと気にしてたらどこでもしゃべれないか。

連れてこられたところは通路の端。
でかい柱が中途半端なところで立っていて、ここは結構死角になる。
カレーとか、人前で食べずらいものを食べる時に使うことがあるらしい。

溜木「それで、どうすれば?」
紫伎「少し大人しくしててくださいね。」
じ〜。

・・・・・・・・えっと、どうしてズボンを脱がそうとしてるの?

紫伎

溜木「さ、更科さん?」
紫伎「し〜。こんなところ見つかったら大変だよ。」
それはそうだけど、んっ・・さ、更科さんが俺のを取り出して、、、舐め出した!

紫伎「あはは、やっぱり大きくなってた。」
まあ、その、なんといいますか・・。

俺のものを舐めながら、更科さんは説明を続ける。
紫伎「ペロっ、ん〜ちゃんとお風呂は入ってるみたいだね。」
溜木「あっ、ま、まあ。」
気持ちいいっていうか、腰が砕けるよこれ。

紫伎「清潔にしてるのは当然だよ。本当は、エッチ前にはお風呂入るように。」
溜木「は、はい。」
紫伎「最初はね、刺激がすごく強くなるの。女の子は痛み、男の子は快楽だけどね。」
溜木「あ、あの、これはどういう意味が・・その。」
紫伎「うふふ、エッチに慣れときましょうねってこと。私で練習して、女の子の扱い方を覚えてね。」
れ、練習?

紫伎「あーん、ぱくっ。」
うわっ、更科さんの口の中に、俺のが・・気持ちいい・・こんな気持ちいいんだ・・。

紫伎「んっむぐっ。」
じゅぶっ、じゅぼっ、じゅぶっじゅぶっじゅぶっじゅぶっじゅぶっじゅぶっ・・。
溜木「くっ。」
ドクッドクッドクッドクッドクッドクッドクッ。

紫伎

はぁ〜、新感覚。
俺は壁に寄りかかり、余韻に浸る。
その間、更科さんが俺のについた精液を舐めとってくれた。
ここまでしてくれたら満足です。

最後にティッシュで拭いてくれた。
紫伎「慣れたらいつイクかを、ある程度操作できるようになりますよ。」
操作って、我慢するってことだよな・・こ、こんな気持ちいいことを我慢できるのか?
ちょっと不安になって更科さんの顔を見る。

紫伎「にこっ。」
なんかもうどうでもよかった。

・・
・・・・

どうでもよくなかった。
ただいま玄関の前。
は、入りずらい・・。

大丈夫、別にばれたわけじゃないんだ。
堂々と入ればいいんだ。

溜木「ただいま!」
智紀「おかえりなさい。」
笑顔で迎えられるのがつらい。罪悪感がこう・・やってくる・・。
いや、違うはずだ。あれは智紀と結婚した後を考えて行われてるものなはず。
うん、堂々と。落ち着け落ち着け、どうどう、と。

溜木「えっと、いつもありがとうな。」
智紀「どうしたのいきなり。」
溜木「いや、いつもおいしい料理を作ってもらってるし、なんとなくだよ。」
智紀「じ〜〜〜。」
溜木「な、なんだよ。」

智紀「なにか、後ろめたいことがあるなら早く言ってね。」

溜木「な、な、な、な、な・・なにを言ってるんだ。そんなの無いに決まってるだろ。」
智紀「見ればわかるわよ。隠しごとする時いつもおんなじ感じなんだから。」
溜木「は、は、は。」
お見通しってわけか。とはいえ、言えるようなことじゃない・・よな。

智紀「夕ご飯出来てるから着替えたら席について。」
溜木「は、はい。」
異端審問でも始まるのだろうか。
あ・あ・あ・・恐ろしい・・。

・・
・・・・

・・・・・・あれ?食事中なにも聞かれなかったぞ?
忘れたわけじゃないよな。

・・結局、寝る時間になったけど、それでも聞かれない。
溜木「あのさ・・。」
智紀「もう眠る時間だね。」
う、うん。だけどいいのか?俺がなにか隠しごとしてるかもしれないんだぞ?

うわっ。
智紀がこの間みたいに強く抱きついて・・キスしてきた。
智紀・・。

しばらくしてキスを終えると、”お休みなさい”とだけ言って自分の部屋に行ってしまった。
これは、言わなくてもいいってことかな?
うん、別に浮気ってわけじゃないからな。これは、、、あくまでもエッチ練習。そう、練習なんだ。

・・
・・・・

それから毎日更科さんから口で処理してもらう毎日となった。
智紀には悪いかなぁと思うけど、こんな気持ちいいこと止められないよな。

・・・・
・・と思ってたんだけど・・智紀の様子がおかしい。
落ち込んでいるみたいなのと、言葉につまる感じがする。
聞いても”なんでもないわ”としか言ってくれないし。
・・・・・・・もしかして浮気?

まさかな。
俺がちょっと後ろめたいことあるから、そう思っちゃうんだよなぁ。
でも・・気になる。

・・
・・・・
・・・・・・

紫伎「溜木さん、どうしたんですか?」
いつも通り、昼休みに更科さんと昼ご飯食べてる時だった。

溜木「え?どうもしてないけど。」
紫伎「・・いえ、なんだか私のことあんまり見てくれてないなぁって思って・・私のこと嫌いになりましたか?」
溜木「いやいやいや、そんなことないって。」
紫伎「本当ですかぁ?」
溜木「ほんとほんと。」
紫伎「じゃあ、キスしてくれたら許してあげます。」
え?それはちょっと。したいけど・・。

溜木「ここはほら、人目があるし・・まずいよ。」
紫伎「・・・・なら、食べ終わったら人目の無いところへ行きませんか?」
溜木「いつもの場所?」
最初に更科さんからフェラしてもらった場所・・そこが”いつもの場所”になっている。
あれから毎日フェラ三昧です。

紫伎「はい。」
まあ少しくらいイチャイチャしてもいいよな。
楽しみだ。

・・・・

紫伎「ん、ちゅぅっ・・。」
溜木「ふぅ、ん、ん・・。」
俺たちはいつもの場所で、抱き合いながら熱いキスをする。
舌を入れ、お互いの粘液を交換しあってる。
智紀とこの間したキスよりもはるかに熱いキス・・俺がお尻触っても嫌がったりしないし、最高だな。
この後はキスした口でフェラしてもらえるだろうし、更科さん最高です。

紫伎「ね、もしかして彼女さんとうまくいってないんですか?」
ドキッとした。
智紀はここ最近様子がおかしい。
なにか隠しごとしてるみたいだったり、不安そうにしてたり・・。

溜木「な、なんでそう思うの?」
紫伎「ふふ、お仕事か恋愛かなって思ったけど、お仕事失敗したって話は聞かないから。だから恋愛ごとかなってね。」
溜木「まあ・・なんだろうなぁ、マンネリ?」
紫伎「それなら、少し刺激を加えてみますか?」
刺激?んー、良くなる場合と悪くなる場合がありそうだ。
そんなことよりフェラしてもらいたいなぁ。

溜木「一応聞いとくけど、刺激ってなに?」
紫伎「いつもしてることよりも、もっと刺激的なことですよ。」
そう言うと、更科さんがスカートを脱ぎだした。
え?
更科さん(の下半身)が下着姿になる。
え?
その下着も脱ぎだした。
更科さんの大事なところがあらわになる・・。

ごくっ。
紫伎「どうしましたか?これからが本番ですよ。」
更科さんは俺の服も脱がせ始めた。ぴょこんっと俺のものが飛び出す。
こ、こんなところで、こんなことして・・見つかったら大変なことになりそう・・。

紫伎「すごく刺激的だから、少し我慢してくださいね。」
更科さんは足を上げ、俺のものを・・更科さんの中に・・。

紫伎「ん、はぁ、入っちゃった。」
うわ・・これが・・いい、すごく気持ちいい。
紫伎「動くね。イキたい時にイっていいから。」
軽くキスすると動きだした・・あーこれはすごい刺激的だ。

というか、イクっ。
ドクッドクッドクッドクッドクッドクッドクッ・・。

紫伎「ん・・溜木さん、たくさん出しましたね。」

紫伎

溜木「あ、ご、ごめん。すぐイっちゃって。」
紫伎「いいんですよ。イキたい時にイっていいって言いましたから。」
そう言ってもらえると助かる。

紫伎「これで童貞喪失ですね。ご感想は?」
溜木「今まで損をしてきた気がする。こんな気持ちいいことしてこなかったなんて・・。」
紫伎「これからい〜っぱい出来ますよ。エッチが上手になるようがんばりましょうね。」
溜木「マジで?これから毎日やり放題?」
紫伎「ふふ、そうですよ。」
あ、口に出してた。

溜木「って、いいの?こんなことまでしてもらって。」
紫伎「構いませんよ。お友達だから、溜木さんのためにがんばりたいんです。」
いい子だなぁ。って友達にここまでさせてもらうなんて普通無いと思うけどね。
ま、好きにさせてもらえるのなら好きにさせてもらうとしよう。
これからセックス楽しみだ〜〜〜。

・・
・・・・

足取りが軽いよ。
童貞卒業しました。今後はエッチし放題です。
更科さんかわいいし、俺って幸せものだな〜。
智紀?もちろん大切にするさ。結婚したら智紀をかわいがらないとな。
更科さんには、それまで俺の経験値を増やすのを手伝ってもらおう。

可能なら二人とも俺の嫁・・あー、智紀は納得しなそうかなぁ。
どうすれば三人仲良くやっていけるだろうか。
うーん、困った困った。

・・・・

それからは毎日更科さんとエッチを繰り返した。
オナニーする必要もないし最高!
もちろん智紀には秘密だけど。
智紀もなにか隠しごとしてるみたいだけど、まああいつなら自分で解決できるよな。

・・
・・・・

楽しい毎日・・だと思ってたんだけど・・。

なにが起こったのかわからなかった。
更科さんが会社からいなくなった・・突然。
話を聞くと、突然辞めたらしい。
なにがあったんだ?俺、なにかした?
昨日までいつも通りエッチしてたよな?

・・そして、智紀もいなくなった。
まったくわからない。
ケンカしたわけじゃないし、毎日三食作ってくれてた、おやすみのキスもかかさなかった。
なのに、どうして・・?
二人とも、どこへ行ったんだ・・?


・・
・・・・
・・・・・・


見つかったのは、それから二週間後のことだった。
封筒がアパートに届き、その中のビデオに二人はいた。

更科さんは・・

紫伎

智紀は・・

智紀

なにが起きたのか俺には分からない。
でも・・二人にはもう会えないだろう。
俺に残されたのは送られたビデオと・・ビデオ販売カタログ。
カタログには届いたビデオ以外のビデオ・・二人が出演してたビデオが載っていた。

俺は迷わずそのビデオを購入した。

・・・・これで二人には、、、智紀と更科さんには毎日会える。
ビデオの中で・・。

inserted by FC2 system